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池田勇太がNHK仙台放送に出演(8月16日)

明日は、いよいよ子どもたちの晴れ舞台。スナッグゴルフの全国大会を、翌日に控えた16日の金曜日はすでに、さらにその前日の15日から会場の仙台ヒルズゴルフ倶楽部に入り浸るのは、池田勇太。
そのうちの2ホールを使用して行われる同大会は、2日も前からコースの設営や、打ち合わせに余念がない。当日は、プロゴルファー6人によるドリームチームのキャプテンをつとめる選手会長だが、あまりの責任感の強さに、その準備作業さえ、大会主催の日本ゴルフツアー機構(JGTO)のスタッフだけには任せておけない。
この日もトランシーバー片手に朝8時からコースをかけずり回った。昼食もそこそこに、午後からは選手会長みずからトラックのハンドルを握った・・・?!
実は、大会用の看板を積んだトラックが、コース内で立ち往生してしまい、その誘導をかってでたのが池田だった。「学生時代は雪かきで集まった雪を積んだトラックを運転していたから俺にはこんなの何でもない」と、生い茂るコースの木々を器用に避けて、狭い通路も勇敢に突き進むがおかげで全身、汗みどろだ。
そんなてんやわんやもまるでなかったように、こざっぱりとした顔で、夕方には市内に出てテレビ出演。慌ただしくシャワーを浴びて、涼しげな夏色のスーツに着替えてやってきたのはNHKの仙台放送局。地元で人気の情報番組「テレまさむね」の収録ブースに入った。
前日に出演したミヤギテレビでもそうだったが、もちろんその目的はひとつしかない。この夏は、選手会長としてこれの成功に賭けてきた。「第11回スナッグゴルフ全国大会」のピーアールのために、熱弁をふるった。
同大会は、昨年の10回大会を節目にこれまで恒例の開催地としてきた茨城県を、初めて飛び出す。その最初の開催地として選手会長が選んだのが、ほかでもないここ、仙台だった。
大学生活も含めて5年間を過ごした思い入れのある地は、2年前の大震災で、今だに苦しむ人たちが大勢いる。
「なんとか、ここで大会を開催出来ないものか」と選手会長が頭をひねってきたのはもちろん少しでも多くの人を、笑顔にしたいから。少しでも多くの夢を、届けていきたいから。
本戦の17日は、開幕目前の12時半からエキシビションを開催して子どもたちに「プロゴルファーの本当の凄さ」を見せつけるつもりだ。そして、いよいよ午後からの本戦では仲間5人と子どもたちに混じって、一緒に腕を競い合う。プロゴルファーも、子どもたちと同じ初心者用の“ランチャー”を握って、草の上を駆け回る。
「プロのプライドにかけても負けられません!」。
選手会長と、子どもたちとのガチンコ対決。こんな熱い戦い。めったに見られるもんじゃない。子どもたちだけではない。大人も楽しめることうけあいだ。
「入場料は無料です。駐車場もたくさんご用意しておりますので、ぜひご家族で見に来て下さい!!」。
第二の故郷で、ゴルフファンに向かって熱く語りかけた池田だった。
















