一般社団法人日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）はこのほど、ＰＧＡツアーオブオーストラレイジアの主管競技である「ニュージーランドオープン選手権」と、パートナーシップ契約を締結しました。

同選手権は、２０１４年の２月27日から４日間の日程のうち予選ラウンド２日間を、ニュージーランドのクィーンズランドにあるミルブゴルフリゾートと、ザヒルズゴルフクラブの２コースで開催。さらに決勝ラウンド２日間は、ザヒルズゴルフクラブで行われます。

同選手権は、４日間ともプロアマ戦との同時併催であるのも大きな特徴です。
獲得賞金はジャパンゴルフツアーの賞金ランキングには加算されないものの、ジャパンゴルフツアーから15人程度が参加する予定です。
また本大会の優勝者、あるいはＪＧＴＯツアーメンバーをのぞく最上位者には２０１４年度の日本ゴルフツアー選手権およびそのほか２試合のジャパンゴルフツアーへの出場権が与えられます。

＜ＪＧＴＯ会長　海老沢勝二のコメント＞
「ニュージーランドオープンの組織委員の方々と先般日本でお会いできたこと、さらに今回提携に至ったことを喜ばしく思っています。このニュージーランドオープンが日本の選手にとってさらに世界へ羽ばたく良い機会になるとともに、日本のトーナメントとは異なった形式のものを提供してくれることになるでしょう。今回のプロアマ形式は日本の選手にとってさまざまな分野のアマチュアとプレーする良い機会になり良い経験になると思います。日本にはこのような形式のトーナメントはなく、これも魅力的なものです。来年のトーナメントに参加できることを心待ちにしているとともに、ニュージーランドオープンと長期的な提携になるよう期待しています」。

＜大会組織委員会　ジョン・ハート委員長のコメント＞
「今回の提携を喜ばしく思っており、この提携によりニュージーランドのプロゴルフトーナメントが初めてジャパンゴルフツアーと直接連携することになります。また当トーナメントは引き続きＰＧＡツアーオブオーストラレイジアの主管競技となります。
今回の提携は我々にとってアジアパシフィック地域において更に発展するための大きなステップとなります。私どもはジャパンゴルフツアーが非常にうまく運営されており、また世界のゴルフ界においても尊敬されているツアーということをよく認識しています。今回の提携に至ったことは我が国のプロゴルフ界にとって画期的なことで、今回のＪＧＴＯとの提携は将来への発展の第一歩と考えます。もちろんこのトーナメントに出場するプロにとって、優勝すると魅力的な日本のツアーに３試合出場する機会が与えられることになり、これは自国のプロにとって素晴らしいインセンティブとなります」。