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今週の『JCBクラシック仙台』の舞台<表蔵王国際ゴルフ倶楽部>

今週の『JCBクラシック仙台』の舞台
<表蔵王国際ゴルフ倶楽部>

宮城県南部に位置し、東に太平洋を望む柴田町は冬でも降雪が滅多になく、温暖なことで知られる。その丘陵地帯に広がる約50万坪の敷地に「東コース」「南コース」「西コース」とそれぞれ9ホール、合計27ホールがゆったりとレイアウトされている。うち、東コースと南コースが、今週のJCBクラシック仙台の舞台。

傾斜地にあり、全体的にアップダウンはあるものの、OBは少なく、ドライバーでダイナミックに攻めていける。ブラインドホールが多いのも特徴だ。

攻略のキーとなるのは470ヤードの16番パー4と17番パー3。距離がたっぷりとある打ち下ろしの16番は、第2打地点が微妙に傾斜しており、しかも小さめのグリーン奥にはバンカー、その先にすぐOBゾーンが待ち受けている。プロでもパーセーブに苦しむ最難関ホールだ。

また、大会では毎年のようにホールインワン達成者が出る17番は距離こそ133ヤードと短いものの、上空を舞う風に、大いにクラブ選択を惑わされる。