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PGA・JGTOチャレンジⅠ 2006

自分のスイングを取り戻した篠崎紀夫

アイアンのスウィング調整が成功した篠崎紀夫
篠崎紀夫(35)は、思わぬアイアンの不調に悩まされていた。
今年の春、コースコンディションが悪く、芝が生えそろっていないゴルフ場が多かった。そのためにアイアンでボールをクリーンに打てるように、ボールを上からたたくようになってしまった。本来「ボールをはくようにして打つタイプ」だったために、スイングを崩し、ボールが曲がるようになってしまったのだ。
前回のチャレンジの試合エバーライフカップチャレンジでも初日68だったが、最終日大雨が降り、プレーが一時中断するほどの悪コンディションになり、やはりボールを上から打つようになり、結局スコアがまとまらず78をたたいてしまった。
この反省から従来のはくように打つスイングに直して、立ち直った。もともとドライバーは調子がよかったので、フェアウェイをはずさない。フェアウェイから打てれば、アイアンも自分のスイングで打てる。と、いいほう、いいほうに循環する。この日は4アンダー67をマークし、5位タイにつけた。
首位とは2打差。明日の天気も晴れなので、不安要素はない。優勝争いが出来るように「上の選手に仲間入りしたい」という篠崎の視界は良好である。

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