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2003年マスターズトーナメントカナダ出身のレフティー、マイク・ウィアがレン・マティスとのプレーオフを制して メジャー初制覇

最終日は、ウィアとマティスとの一騎打ち。この日65で回って通算7アンダーとし て、逆転に成功した マティスは、先にホールアウトして最終組のウィアを待った。その直後の15番でウィ アは1メートルの バーディパットを決めて、再びマティスに並ぶ。最終18番では2メートルのパーパッ トをねじこんで、 勝負は、10番ホールからのプレーオフにもつれこんだ。
今季2勝しているウィアは、今年のニッサンオープンでチャールズ・ハウェルをプ レーオフの末、下し ている。2001年のツアーチャンピオンシップでは、エルス、ガルシア、D.トムズとの プレーオフを制し た。今季2勝、ツアー通算5勝のウィアとマティスのプレーオフ1ホール目。 マティスは第2打を、グリーン左に外した。第3打はピンを大きくオーバー。パーパッ トも反対側のグリ ーンエッジにこぼし、ボギーパットも決められなかった。
一方、第2打をピン手前に乗せていたウィアは、パーパットこそ外したもののボギー でメジャー初制覇 。長い1日を締めくくった10番グリーンで、32歳の笑顔が輝いた。 左打ちの選手の優勝は、大会史上初。