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<全英オープン最終日> 池田勇太 『やっぱり出場してよかった』

3年連続、3回目の出場だった全英オープン。
今回の出場が正式に決まったのは、大会前週の水曜日。
「正直、出場すべきかどうかすごく悩んだけど、やっぱり出場してよかった。」

今日のロイヤルセントジョージズは、朝から青空が広がったが、4日間で最も強い風が吹き荒れた。昼からは時折大粒の強い雨がコースを叩きつけ、過酷な条件が選手達を苦しめた。
池田も他でもない。
「はじめのうちはよく耐えてやっていたと思う。8番、9番、10番、11番だけだね。」
8番からダブルボギーとボギーを繰り返した。
「4ホール以外は、まぁ良く粘ってできた。」
3バーディ、4ボギー、2ダブルボギーの5オーバー、4日間トータル10オーバーで、自身3度目の全英オープンを終えた。
「今回の全英は、雨が降ったり、風が強く吹いたり、フェアウェイやグリーンのアンジュレーションが強かったりと、とても厳しい中での大会だったけど、これだけの条件の中で4日間プレー出来たことは自信になった。言い方が良くないかもしれないけど、いい練習になった。日本に帰ってから、ある意味楽しみだよ。」

一昨年、昨年の全英オープンでは、そのような悪条件の中でプレーして予選落ち。
悔しい思いをしている。
「こういう慣れない状況の中でも結果を出せるようになったのは、若干なりとも成長できているんだと今回感じた。やっぱり“慣れる”ってことって必要なんだと思う。」

「今回の全英オープンで経験したことは、次の全英にも必ずつながると思う。」

来週からは、北海道2連戦(セガサミーカップ/サン・クロレラクラシック)に出場したあと、アメリカのオハイオ州で開催されるWGC(世界ゴルフ選手権)ブリヂストンインビテーショナルに出場する。
これからも、日本はもちろん、世界でも様々な経験をして、成長し続ける池田勇太を見せてもらいたい。

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