ファイナルクォリファイングトーナメント第1日は、霜の影響でスタート時間が30分遅れたものの、この日は天候に恵まれ、無事に終了した。首位に立ったのは、7アンダー65をマークした韓国の鄭　駿（チョンジュン）。1打差の2位には、浦口裕介、アーロン・タウンゼンド、日置豊一の3人が並んだ。

この日浦口裕介は、「無理せず」プレーした結果、6アンダー66で回り、2位タイにつけた。「今日はチップインもあり、３〜４メートルのバーディチャンスを3回くらい入れて、グリーンのタッチも合っていた。だからグリーンを外しても不安はなかった」と納得の行くラウンドだったようだ。

ところで浦口は、ＱＴでこの2年苦い経験をしている。5日目まで一昨年は5アンダー、昨年は9アンダーといい位置につけていたにもかかわらず、「2年連続で最終日に」いずれも78を「叩いてしまって」チャンスをフイにしてしまっているのだ。
だから今年は「行けるところまで行って」できるだけ、貯金をして「余裕を持って最終日を」迎えたいという。

過去に中部オープンに2勝している実績を持つ浦口だが、まだツアーでは目立った成績を残せていない。今年こそ、この2年間のリベンジを果たし、ＱＴからツアーへの切符をつかんでほしい。