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<全英オープン2日目> 藤田寛之 『やっぱりレベルが高い』

「“日本人はこんなに凄いんだ”っていうのを、早く世界にアピールしなきゃいけないんだ。」
これは、日ごろ藤田がトーナメントの記者会見などでよく口にするコメントだ。
そんな想いがあるだけに、今回の予選落ちも人一倍悔しい。
藤田は、昨年の全米プロ、今年のマスターズ、全米オープン、そして今回の全英オープンと、4大会連続してメジャー大会に出場している。しかし、結果はすべて予選落ち。「メジャーに出て予選落ちが続くと、世界との壁をどうしても感じてしまう。何をしたらいいのかも見えてこなくなる。」
今回の全英オープンでは、特にアプローチの精度の違いを大いに感じたという。
「これだけ地面が硬いコースは、日本にはあるのかなぁ・・・。日本の場合は柔らかいから、ある意味簡単なんですよね。もっと若いころに、こういう難しいコースでの経験をしたかった・・・。」
「明日も明後日も、このコースの練習場に来て、練習させてもらおうかな。だってこんなに難しい条件の中で練習が出来るなんて、なかなか無いですから。」
昨年の全米プロで予選落ちをした時も、藤田は土曜日にコースの練習場で黙々と球を打ち続けていた。
「やっぱり世界のレベルは高い。ホント、自分はヘタなんですよね。ゴルフの調子がいいにしてもヘタ。でも、何とかなると思ってやっているんですけどね・・・。」
いつの日か必ず、世界の大舞台で活躍をしてもらいたい。














