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片山晋呉 「マスターズへの準備は万端!」

昨年の賞金王、そしてジャパンゴルフツアーの永久シード選手になった片山晋呉がマスターズ出場への想いを語った。
「昨年のシーズンが終了した途端に、全く“ヤル気”がなくなった。」
昨年、片山の最終戦となった日立3ツアーズチャンピオンシップが終了して以降、約1ヵ月以上にわたって、クラブを握ることも、トレーニングをすることもできなかったという。
「自分でも原因はわからないけど、ゴルフに対して前向きになれないと言うか、ヤル気になれないと言うか・・・。こんな状況になったのは初めて。自分でも“どうしちゃったの?”って思った。」
しかし、今季メジャー第1戦の招待状が届いた瞬間、スイッチが入った。
「マスターズの招待状が届いてからは、逆に今までにないくらいに自分を極限まで追い込むことができた。海外のトーナメントにも積極的に出て行けたし、帰国してからの宮崎での最終合宿も、すごく充実したものになった。」
片山は、1月末から2月7日まで宮崎での合宿をおこなった後、アジアンツアーのメイバンクマレーシアオープン、世界ゴルフ選手権アクセンチュアマッチプレーに出場、3月に入ってからは米ツアーのホンダクラシック、世界ゴルフ選手権CAチャンピオンシップに出場し、帰国翌日には宮崎に入って最終合宿をおこなうというハードスケジュールで、自分を極限まで追い込んだ。
「練習量は毎年よりも明らかに多い。ある意味、自分の中で自信を持っている。」
片山は4月1日付けで、クラブ、ボール、ウェア、シューズの契約を一新する。
この日、都内のホテルで記者会見を開いた片山は、「5年ぶりにすべてを一新するということで、とてもフレッシュな気持ちでいる。今までは総合契約で窓口が1つだったが、これからは4つになることで、ボクも、メーカーも大変になる。でもそれぞれの4社と契約をできたことをとても誇りに思っている。自分が活躍すればそれぞれの売り上げにもつながる。このオフに上手く調整も出来たし、自分に期待している。」とコメント。
真っ黒に日焼けした顔が、このオフの充実ぶりを物語っているように見えた。
マスターズでの活躍を期待したい。














