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久しぶりの給食の後は・・・

池田が姿を現すと、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。池田が席に着き、みんなで手を合わせて、「いただきます!」
最初、子供達は少し緊張気味に池田を見つめていたが、モリモリと給食を食べる池田を見ているうちに親近感が湧き、みるみる馴染んでいった。
あっという間に給食をたいらげた1人の子供が池田のもとに駆け寄った。「サインください!」
その声を聞いた他の子供達は、「ボクも!」、「わたしも!」。
給食時間の後は休み時間ということもあり、池田と一緒に給食を食べられなかった子供達もランチルームに駆け付け、サインを求める列は長蛇の列となった。
ざっと数えるだけでも300名は優に超えている。
しかし池田は、1枚1枚丁寧に、そして笑顔で「ありがとう」と1人1人の子供の目を見ながら手渡していった。
一通りのサインを終えて控室に戻った池田を待ち構えていたのは、今度は200名近くの低学年の子供達。この日、低学年の子供達は昼過ぎまでの授業で終了だったようで、池田が控室に戻ってくるのを待っていたのだ。
池田は自身の休憩時間を割いて、ここでも黙々とペンを走らせた。並んでいた全員のサインを終えた池田は、「何だか腕が重くなってきちゃったなぁ・・・。でも子供ってかわいいよねぇ。」
目じりが下がった。









