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韓日対抗戦は荒天続きに苦渋の決断(9日)

10日(金)の大会初日を目前に、大会本部が苦渋の決断をした。「現代キャピタル招待 韓日プロゴルフ対抗戦」の会場となる、韓国・済州島はこの夏の記録的猛暑に加え、この2週間で3度も台風が直撃した。

また、この日9日のプロアマ戦を中止とせざるをえなかったように、大会週に入っても荒天が続いて、コースに甚大な被害をもたらした。

スタッフ一丸となって、ギリギリまで苦闘が続いたが、いまなおメンテナンスもままならない状況に、再三の話し合いの結果、特にダメージが大きいパームコースを使用しないことに決めた。

アウトコースとして使う予定だった9ホールは、「フェアウェイもスパイクが埋まってしまう状況です」とは韓国PGAのディレクター、BJ氏。
日本ゴルフツアー機構のディレクター、山中博史も「これだけひどい天候には、残念でくやしい結論を、下さざるをえませんでした」。

その代わりに選手たちは、インコースのレイクコースを2回、ラウンドすることになる。ピン位置は、全マッチが9ホールを消化後に、改めて切り直すという変則的な方法をとることになった。