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池田勇太が「マッチプレーは嫌い!!」

昨シーズン終盤に痛めた手首と腰。その回復に、全力を尽くしてきた。先週まで1週間は、ハワイ合宿。ラウンド調整のあと、午後は毎日2時間のトレーニングを欠かさず、完治を目指してきた。

「手首は完璧。腰の状態は70%くらいかな。でも1週間は、十分耐えられる」。

ハワイから直接足を運んだ米アリゾナ州のリッツ・カールトンGCは、WGC「アクセンチュアマッチプレー」の会場で、池田勇太は明るい笑顔を見せたという。

今回、最初の対戦は米ツアー2勝のニック・ワトニー。だが「知らない、見たこともない」と悪びれることもなく、「ここに出ている選手は凄い人たちばかりだけれど、準備だけはきちんとして、勝てればラッキー。マッチプレーは調子の良い方が勝つわけだし、狙って勝てるものでもないからね」と、相変わらずさばさばと語った。

しかし、1対1のマッチプレーについて聞かれると「嫌いです」と、たちまち顔をしかめた。
大学時代にも、日本アマなど数々の経験を積んでいるはずだが「いつも負けて帰っていたし、相手を見ながらとかいうけど、よく分からない」と、首をかしげる池田だが・・・・・・。

また、石川遼は世界ランク38位のマイケル・シム(豪州)との1回戦に、「どなたと当たっても、僕にとって自分より上の選手に変わりない。世界ランクは意識せず、ただ思い切りぶつかるだけ」。

若き日本の2トップが挑む注目の1戦は、17日(水)に開幕だ。

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