記事

3連覇は絶望的となったパドレグ・ハリントン

3連覇のかかるハリントンだったが、競技3日目はスコアを大きく崩し絶望的となった。
大会前、スイング改造を行っているハリントンは「インパクトポジションを良くしようとやり始めたが、ひとつ変えるとそれに関連する動きの調整も必要となり思った以上に難しいし、長くかかっている。でも将来的なことを考えれば少々時間を犠牲にすることになってもよい」と、長期的に考えて今は試行錯誤のゴルフをしている心境を語っていた。

予選を3オーバーで突破したハリントンはこの日、バーディー発進。
好調なスタートを切ったと思われたが、3番ホールをボギーとし徐々にリズムを崩していく。決定的となったのは、スコアを伸ばすためには決めておきたいパー5の7番ホールをボギーとしたこと。「あれで完全に自信をなくして、その後のホールが大変になった」と、ホールアウト後のインタビューでこの日を振りかえっていた。

数週間の休暇後、デフェンディングチャンピオンとして全米プロに挑むハリントンは「是非、今年もタイトルを狙いたいからそのためにも強化しておきたい」と、苦しい試合にも関わらず前向きに明日の最終日に臨む。