記事
Updated
今週、全米プロゴルフ選手権

総距離7674ヤード。メジャー屈指の難コースに挑む日本勢は、片山晋呉と藤田寛之と、石川遼だ。
片山は、4位につけた4月のマスターズ以来のメジャー戦だ。
全米オープンと、全英オープンは持病の背筋痛の悪化で、やむなく欠場を決めた。
先週のWGC「ブリヂストン招待」が久しぶりの世界舞台で、「ここでやれることが嬉しい」と話し、「体調を見ながら頑張りたい」と、痛みのほうはまだまだ余談を許さない状態ながらも、今季2戦目のメジャーに意欲を見せる。
藤田は、昨年に続く2度目の挑戦。「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」でツアー通算7勝目をあげて、7月27日更新の世界ランキングでその前週の111位から、一気に82位に浮上したことで、主催者から招待を受けた。
やはり開催目前に出場権を獲得した昨年大会は、虫垂炎の手術から復帰直後の参戦ながら、みごと予選を通過している。
「今年は体調も良いし、もっと上を目指せるのでは」と、手応え十分。
「苦しみながら、困難に立ち向かうのが好き。今年もまた、打ちのめされて帰ってきたい。結果が良くても悪くても、必ず何かを掴んでくる」と、開幕を心待ちにしている。
そして石川は、マスターズと全英オープンに続く3戦目のメジャーだ。先のサン・クロレラ クラシックでツアー通算4勝目をあげたばかりで「これ以上ないくらい良い流れで行けます」と、胸を躍らせる。
目標は、まずはメジャーで初の決勝ラウンド進出。先週の6日に日本を発った石川は、「ものすごくワクワクしている。ぜひ4日間プレーして、今年最後のメジャーで、どれだけ大きな経験ができるか試したい。思い切りやりたい」と、話している。


今季のメジャー最終戦は片山、藤田、石川(上から)の3人の日本勢が挑む!














