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【全米プロ】<火曜日> 池田勇太 『今年最後のアメリカでの戦い』

池田は今年、海外、特にアメリカで開催されるトーナメントに積極的に出場している。
日本のトーナメントの空き週があれば、すぐにアメリカに渡りトーナメントに出場。終了直後に日本に帰ってトーナメントに出場するという強行軍の連続だ。
今回の全米プロ出場で、今年のアメリカでの試合出場は実に10試合目となる。

指定練習日の火曜日、池田は早朝から18ホールをラウンドした。
コースをまわった印象を聞かれると、今回のコースについては警戒心を強めた。
「今日まわった感じでは、非常にタフな作りになっていると思う。距離が長くてフェアウェイも広くない。ピンポイントでティーショットをしていかないといけない。グリーンも、アンジュレーションがかなりあるので、グリーンを上手く使う必要がある。グリーンとお友達にならないといけないね。」
6年前の2004年に同コースで開催された時の優勝スコアが8アンダーだったことを知ると、「やっぱり厳しいね。ここでは我慢強いプレーをしないといけない。」
また、「このようなコースだと、ナイスショットをしてもアンラッキーもあると思う。でも悔やまずに、ハートを強く持ってラウンドしないと。毎日、しんどい18ホールになると思うけど、上手く72ホール付き合っていかなきゃいけない。」

今日は練習日にも関わらず、1万人は有に超えているであろうギャラリーがコースに押し寄せた。
「今日は練習日なのに、これだけ多くのギャラリーが入っているし、コースのセッティング、難易度も非常に高い。やっぱりメジャーの雰囲気を感じるね。」
とメジャーを十分実感している様子。

今年、メジャー大会の4つすべてに出場した池田。
「この大会が今年のメジャー最終戦だけど、1年で4つ全部のメジャー大会に出場出来たことは素晴らしいことだと思う。今年の海外のトーナメント出場は今回が最後になるので、今まで経験してきたことすべてを出し切りたい。今回は、今まで以上に自分自身の中で戦う必要があると思う。」

今年の海外トーナメント最終戦となる池田。
日本のシーズンはまだ途中だが、“海外での集大成”として、今大会に挑む。

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