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池田勇太 『初日からどんどん狙って』(WGC水曜日)

石川と2人で練習ラウンドをした池田だが、1番からスタートして12番ホールを終えたところで、雷雲接近による中断のサイレンが鳴った。
選手は一旦クラブハウスに全員引き揚げ、雷雲が過ぎるのを待った。
約1時間が経ち、雲の切れ間から太陽が覗きはじめ、ラウンドの再開OKのアナウンスが流れたが、池田はドッカリと椅子に腰かけたまま動こうとしなかった。
そんな池田を見つけた石川は、「ラウンドに戻りましょうよ!」
後輩からの誘いを断るわけはなく、「おぅ、じゃぁ行くか!」

いつも通り、淡々とプレーをこなして上がってきた池田は、
「今回の大会は予選落ちが無いので、初日からどんどん狙っていきたいと思う。」
1日の目標スコアを問われると、「まぁ、やってみないとわからない。」と具体的なスコアは語らなかったが、攻めるプレーを続けて、かみ合った時の池田はビッグスコアを出すことが多い。

今週の月曜日にアメリカ入りした池田だが、夜中に何回か目が覚めてしまうそうで、時差ボケがまだ残っている様子。
「でも日本よりは少しは涼しい感じだし、けっして体調も悪いわけではない。」と前向きだ。

明日の初日は、現地時間の12:30(日本時間6日AM1:30)に、宮本の1つ前の組で、オーストラリアのマーカス・フレイサーと10番ティーからスタートする。

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