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日本初!トーナメント開催に伴い排出されたCO2を測定!

大会開催に伴い発生した温室効果ガス(GHG)削減にむけ様々な取り組みを行っていこうという目標に向かい、今年度はゴルフトーナメントでは日本で初となる排出CO2の算定を行いました。
客観的データを把握することで、次年度以降の大会で『思いつきでない持続可能な環境対策』が可能となります。
今回のこの算定については、昨年度の東京マラソン開催に伴い排出されたCO2の算定実績を持つ武蔵工業大学 伊坪准教授にご協力いただきました。
算定対象とされたものは、スタッフのウェア、ギャラリー、選手・スタッフの移動、食事、看板ほか制作物、パビリオンテントに至るまで、大会中使用されたあるゆるエネルギー、物品・サービスの製造や利用、廃棄からどれだけのCO2が排出されているかを算定し、足しあげました。
その結果、排出されたCO2は約1,000トン−CO2。
内訳は、「選手権実施」に伴う排出が約700トン−CO2(全体のおよそ70%)。もっとも排出量が多かった「選手権実施」のうち大きな割合を占めた活動は設備や飲食など「大会運営」で約600トン−CO2(選手権実施の86%)となりました。(このデータに関する詳細・グラフ等の表示につきましては後日大会オフィシャルホームページでご覧いただけます。)
排出されたCO2に関しては、タイトルスポンサーであるUBSグループが排出権を購入し、またJGTOは長野県飯田市と契約を締結しました『ゴルフの森』の森林整備により、排出されたCO2の一部を相殺してまいります。
この結果を受けまして、来年度以降は今まで以上に効果的な排出量削減を考えていきたいと思っております。
「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」では、安全で楽しいゴルフトーナメントの実施と、環境負荷に対する効果的な抑制との両立を目指し、スタッフ、選手、そして来場して頂くギャラリーの皆様のご協力のもと、新たなる一歩を踏み出します!
大会の環境活動についてはこちら

大会期間中ギャラリーに手渡しでエコバックを渡す エコアンバサダー 手嶋多一 
ボランティアの方々によって行われたゴミ収集 
大会期間中行われたエコスタンプラリーに参加して間伐材でつくられた木のバッヂをゲットした子供たち 
会場内で算定データを収集している 伊坪研究チームのみなさん









