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メジャー最年長優勝記録なるかノーマン

ノーマンも風に悩まされた
ノーマンが2位につけたハリントンとチェ・キョンジュに2打差をつけ単独トップに再び浮上した。一段と強まった強風が吹き荒れる中、ノーマンも風に苦しめられ出だしの1番ホールからボギー発進、そして3番、6番と次々にスコアを落とし始める。

8番で今日初めてのバーディを奪ったものの、折り返しの10番ではダブルボギーを叩いてしまった。この時点で4オーバー。その後なんとか踏みとどまったノーマンは14番Par3で2つ目のバーディパットを決めると17番Par5でもきっちりとバーディを奪い、結局この日2オーバー72の通算2オーバーで2位に2打差の単独トップで明日の最終日を残すこととなった。

53歳の同じ年でテニスプレーヤーのスーパースターのクリス・エバートと再婚したばかりのノーマン。妻が見守る中、なんとか耐え抜いた大会3日目。明日妻の前で優勝する事が出来れば53歳5か月の優勝となり、1968年にピーカン・バレーCCで行われた全米プロゴルフ選手権で優勝したジュリアス・ボロスが持つ48歳4か月のメジャー最年長記録を大幅に更新することになる。

果たして最終日、強風が吹き荒れる中、2打差を守り抜く事が出来るか。はたまた、2打差リードがかえって重圧になってしまうのか。

最終日の模様はテレビ朝日系列で是非ご覧いただきたい。
7月20日(日) 午後9:00〜深夜2:30
  • ボールを確認するノーマン
  • アイアンショットの名手
  • ナイスショットのノーマン
  • ヘッドに祈りを込めるノーマン