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Hitachi 3Tours Championship 2007 開催のお知らせ

今週、いよいよ今季最強ツアーが決定する。シニアVS女子VS男子・・・。日本3大ツアーの日本一を決める対抗戦『Hitachi 3Tours Championship 2007』は7日(金)に開幕。

シニアツアーのPGAチームと女子ツアーのLPGAチームと男子ツアーのJGTOチームの力と技の競演は千葉県市原市のキングスフィールズゴルフクラブが舞台だ。

JGTOチームの賞金王は、片山晋呉との賞金レースを繰り広げる間もずっと女王を意識していた。
女子ツアーの上田桃子選手は先月のうちに早々に初の栄冠を決めたばかりか、獲得賞金でも谷口徹をリード。
「このままでは面目が保てない。絶対に桃子ちゃんを抜く。勝って決める」と、5年連続2度目の王座獲りに発奮。

優勝こそならなかったが最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップで、最低条件だった単独2位につけ、約560万円上回り、辛くも男子の威厳を示した。

それだけではない。谷口は、シニアの王にもライバル心をむき出した。今年、シニアツアーで2年連続の賞金王・室田淳は両立する男子ツアーで、平均飛距離273.25ヤードを記録している。
さらに言えば、他のシニアチームのメンバーの尾崎健夫にいたっては287.59ヤードでランク17位。

対する谷口は、ランキングでも後ろから数えたほうが早い265.90ヤード。
平均ストローク1位、パーキープ率1位と抜群の安定感は、ほかの追随を許さないが、やはり今回のシニアチームの中嶋常幸に「谷口はもう20ヤード飛べば、海外でもかなり面白くなる」と、言われるまでもなく本人も自覚していることだ。

また40歳を目前に控え、これからのゴルフ人生を考えてみても、これからは飛距離こそが大きな鍵を握ると踏んでいる。
「ジェットさん、室田さん、中嶋さんもそうだけど、飛んでいる選手ほど息が長い。少しでも長く現役でやろうと思うなら、やっぱり飛距離。それがいまの僕の課題です」。

今週はそんな女王率いる女子軍団と、シニアの雄との直接対決。
JGTOチームは第1回大会こそ勝利をつかんだが、連覇を狙った昨年の第2回大会は最下位に終わり辛苦をなめている。
最強軍団の名をかけて・・・。JGTOチームがいざ、王座を奪還だ。

※写真は昨年大会の模様です。

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