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“ハニカミ王子”登場

「赤は、勝負だと思ったときに身につけたい色」。
デビュー2戦目を飾ったパールオープン2日目に選んだのも「この組み合わせ」だった。
先月25日にヨネックスとの契約を発表したばかりの石川は同社の顔として、とっておきの“勝負服”で出展ブースにあらわれた。
この日も、昨年の史上最年少優勝を彷彿とさせるコーディネイトを身にまとい、王子の登場を待ちわびて、2時間以上も前からブースに詰め掛けた大勢の聴衆に向けて、デビュー戦秘話や飛距離、クラブへのこだわりなどを語ったあと、鳥かごの中で豪快なドライバーショットを披露。
その3発目にヘッドスピード55m/秒を記録して、ガッツポーズも飛び出した。
最後の5発目は、記録更新を狙って得意の1本足打法で挑んだが、惜しくも54m/秒にとどまって「この打ち方は芯を外すことがあるから」と、悔しそうに舌をペロリ。
今年は昨年の倍以上のツアー出場を予定している。デビュー元年に、もっとも懸念されているのは体力面だが、昨年の今頃から体重が13キロも増えたことを明かし「今年はいろんな意味でチャレンジの年。一人でも期待してくれる人がいるなら、それに応えられるよう頑張りたい」と、前向きに語った。
翌24日(日)には再び長野県白馬村でのスキー合宿に入るそうで、4月の開幕ではますます逞しくなった姿を披露してくれそうだ。











