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国際オープンゴルフトーナメント 中日クラウンズ 2001

「“チーム・ディーン”の力だね」

 ハワイ出身のディーン・ウィルソンが、コースレコードタイの62をマークして首位発進した。
 ウィルソンは、昨年、日本ツアー1勝をあげてシード入りしたばかり。和合コースは、今年が初挑戦だ。
 「初めてなのに、こんなに良いスコアが出たのは、彼のおかげさ」とウィルソンが指差したのは、もうひとりの“ディーン”、今週、ウィルソンのバッグを担いでいるディーン・ハーデンさん(=写真左)だ。
 偶然、ファーストネームがいっしょの2人は意気投合。
 ウィルソンが、「和合での経験が豊富なディーンのクラブ選択は完璧さ。だから安心してプレーができるんだ」とハーデンさんを誉めちぎれば、「いやいや、ボスのコースマネジメントはとにかくすばらしいんだ。彼は飛ばすけど、手堅いゴルフ。いっしょにやっていても、とても勉強になるんです」と、返すハーデンさん。
 「“チーム・ディーン”の力だね」と声をそろえる、2人の相性はばっちりだ。

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