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『2007 MFS AUSTRALIA OPEN』大会会場

ギャラリープラザへのゲート
競技最終日、この日も朝早くからたくさんの地元ゴルフファンが大会会場に駆けつけ選手を応援。

クラブハウスから程近い位置に設置されたギャラリープラザには小さな子ども達から大人までが楽しめる様々なイベントやパビリオンが開催されていた。
GOLF AUSTRALIAの下、各州のゴルフ協会と開催コースになっている「The Australian Golf Club」が協力し設置された『キッズゾーン』では、子ども達に早くからゴルフに親しんでもらおうと、指導員とスナッグゴルフを楽しんだり、自由にパッティング練習ができる。
この日会場を訪れていた水上綾ちゃん(5歳)、ご両親共にこちらに住んでおり、初めてプロのトーナメントを観戦。慣れない様子ながら、パッティング練習に夢中になっていた。

そのほか、ギャラリープラザ内を歩いてみると大人達のひときわ人の出入りが多いブースを発見。
オーストラリアでは競馬、サッカーと同様にゴルフの勝敗も賭けの対象となる。
仕組みは日本のスポーツ振興くじ「toto」とほぼ同じだが、たくさんの大人たちが大きなスクリーンを見ては、駆け込み、新しく買いなおすなど夢中になっていた。

また今大会11番ホールをパーティホールと称し設置された「オークリーブース」。グリーン周りに設置されたこのブースでは、お酒を飲みながら選手の緊張感あふれるプレーを楽しめる。前週に開かれた『Cadbury Schweppes Australian PGA Championship』で泥酔した3人の青年がR・アーレンビーに罵声を飛ばしプレーが中断するなどし、このブースは大会開催前から話題になっていた。今大会にも出場していたアーレンビーは競技3日目、11番ホールのグリーン付近に差し掛かるとすかさずイヤーマフを取り出しプレー。卓越したプレーのみならずその茶目っ気で会場を賑わしていた。

その他にもたくさんのパビリオンが出展。ゴルフに親しみのない人達も楽しめるものになっており終日賑わいを見せていた。
  • ロト購入ブース
  • ここから11番ホールグリーンをお酒を飲みながら観戦