KidsGolf

第2回浜松市スナッグゴルフ大会を開催(8月7日)


第2回浜松市スナッグゴルフ大会兼スナッグゴルフ対抗戦第2回静岡県予選会が、サーラグリーンフィールド・スポーツ広場で行われ、市内より18名の小学生が参加した。



ヤマハ浜松市・日本ゴルフツアー機構との取り組みにより、浜松市内の小学校97校中18校にスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈が行われており、昨年5月9日に藤田寛之が浜松市立入野小学校へ、6月11日には今平周吾が浜松市立大平台小学校に、ゴルフ伝道師としてスナッグゴルフの実技講習会と「夢を持とう」というテーマで講演を行った。

以来、ヤマハジュニアゴルフスクールの講師による実技講習会もいくつかの小学校で行われるなど、その普及が進められており、入野小学校では正課の授業の中でクラブ活動が始まっている。



昨年の第1回大会で全国大会への出場権を獲得し、挑んだ晴れの舞台で波いる強豪を抑えベストスコア賞を獲得した、浜松市立北浜東小の浅野源左久くん(当時5年生)は、小学3年の時に任天堂のWiiSportsのゴルフゲームに夢中になり、以来、手先が器用なことから段ボールで手作りクラブを作り、プラスチックのボールを打つことに没頭。この練習は 1 年続き、上達のためレンタル DVD でレッスン番組を借りたり、トーナメント中継を視聴して、向上心の炎を燃やし続けた。

それを見かねた両親が 1 年経過後、ジュニア用クラブセットを購入し、月に 1 回のゴルフ練習場でのショットとパットの練習がスタートした。ちなみに段ボールで手作りしたクラブは 100 本を超えるそうだ。

そして昨年7月に、小学校で配られたスナッグゴルフ大会のチラシを見て応募、そして全国大会への出場が叶い、2 つのアルバトロスという強運も引き寄せ、ベストスコア賞を獲得したのだ。

ちなみに、両親は共にゴルフはしないそうなので、新たな取り組みからの新たなゴルファーの誕生といえる。

その後、ヤマハジュニアゴルフスクールにも入会して、現在はゴルフとスナッグゴルフの二刀流で腕を磨いている。



そんな源左久くんの活躍に注目が集まった第2回大会は、極暑ながらも雲が多めで風も吹き抜けるコンディションで9ホールがプレーされ、3学年差の弟・鈴州くんと31ストローク5アンダーで並んでのプレーオフにもつれ込み、強気のバーディパットを決めた鈴州くんが兄・源左久くんをかわして3年生ながら総合優勝に輝いた。

団体の部でも北浜東小が優勝し、2年連続2回目の全国大会への出場を決めた。



JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトリシャールミルジャパン財団第22回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in三木市は、11月29日(土)に兵庫県の三木ゴルフ倶楽部で開催され、源左久・鈴州の兄弟の対決にも注目が集まる。


第2回浜松市スナッグゴルフ大会兼スナッグゴルフ対抗戦第2回静岡県予選会成績(9ホール/507ヤード/パー36)


<団体の部>
優勝 浜松市立北浜東小学校 99ストローク<全国大会への出場権を獲得>
2位 浜松市立伎倍小学校 161


<個人の部>
●総合優勝者 
浅野鈴州(北浜東小3年)31ストローク5アンダー
※プレーオフにて決定


●6年生の部
優勝 浅野源左久(北浜東小)31ストローク5アンダー
2位 谷本流晟(中川小)34


●5年生の部
優勝 山川陽大(北浜東小)37ストローク
2位 三井優佳(上島小)39
3位 三戸遥真(中川小)40
4位 杉山 心優(伎倍小)41
5位 島碧杜(北浜東小)45
   飯田湊斗(中郡小)45


●4年生の部
優勝 鈴木理仁(北浜東小)37ストローク
2位 陶山羊一郎(大平台小)43
3位 吉岡晏里(伎倍小)66


●3年生の部
優勝 浅野鈴州(北浜東小)31ストローク5アンダー
2位 島綾那(北浜東小)46
3位 山川瑞月(北浜東小)44
4位 鈴木蒼士郎(伎倍小)50
5位 飯田花菜(中郡小)51


●2年生の部
優勝 加藤蒼馬(北浜東小)59ストローク
2位 光墨さくら(河輪小)60

※同スコアの場合には9番ホールからのカウントバックで順位を決定


<Thanks!!>
ヤマハ株式会社・ゴルフHS事業推進部・山田雅史さん
ヤマハジュニアゴルフスクール・事務局長・藤村昌樹さん