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沖縄地区予選は伊江村立伊江小学校が優勝し初めての全国大会へ(5月14日)

沖縄地区予選会は、第6回リリーカップ沖縄県スナッグゴルフ伊江島大会として、県 内から3校が参加し伊江島カントリークラブで行われ、伊江村立伊江小学校が初優勝 し、初めての全国大会への進出を決めた。

昨年の全国大会優勝校の那覇市立壺屋小学校は2位だったが、シード校として伊江小 学校と共に沖縄県代表として全国大会に出場する。



競技は、梅雨入り間もない肌寒い天候の下、県内から78名の小学生が参加し、個人戦 と併催で沖縄予選が行われた。

初優勝で初めての全国大会出場を決めた伊江小学校では、体育の正課にスナッグゴル フが取り入れられており、毎年3月と4月は週3回の体育の時間に、地域の指導者の協 力を得ての授業が行われている。

その成果もあってか、沖縄の強豪校である壺屋小学校に大差をつけて優勝を飾った。


伊江西小学校6年の西江凌くんによる選手宣誓




更に伊江村では、体育の授業で習った児童たちによる予選が4月下旬に行われ、この 日のスナッグゴルフ伊江島大会に出場してきたのは、村予選を勝ち抜いての精鋭ぞろ いで、試合経験も積んだ選手たちで、その成果が発揮されたようだ。


帽子をとって一礼してスタート


伊江島には高等学校がないため、中学を卒業すると否応なしに村外に出ていくことに なり、島では若者の流出が課題となっていたため、島内にある唯一のゴルフ場である 伊江島カントリークラブを中心に、ゴルフとスナッグゴルフで街を活性化させ、ゴル フで若者を呼び戻す方策としてスナッグゴルフを導入。そして春のスナッグゴルフ大 会と、冬のゴルフ大会を開催している。



この大会で感心させられたのは、選手たちのプレースピードと、機敏な動きである。 ティショットを打ち終えると2打目地点まで走り、ホールアウトすると次のティまで 走る。

あたりまえのことかもしれないが、その機敏さに改めて感心させられた。



スナッグゴルフの導入により、機敏な動き、相手への配慮、そして挨拶なども年々向 上していることが感じられる。

尚、第9回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップは、日程が延期となっており、今月中に は開催日が決定する見込みとなっている。



<沖縄地区予選の成績/9ホール568ヤード・パー36>

■団体の部
優勝 伊江村立伊江小学校 150ストローク
2位 那覇市立壺屋小学校 181ストローク
3位 伊江村立西小学校 186ストローク


■個人の部(上位)
1位 小玉勇吾(那覇市立壺屋小学校5年) 26ストローク*
2位 大城純一郎(伊江村立伊江小学校3年) 26ストローク*
3位 長嶺勝斗(伊江村立西小学校6年) 27ストローク*
4位 内田斗夢(伊江村立伊江小学校6年) 27ストローク*
5位 西村優紀(那覇市立壺屋小学校5年) 27ストローク*
*同ストロークの場合には9番ホールからのカウントバックで順位を決定


⇒団体戦の成績はこちら(PDF)


⇒個人戦の全成績はこちら(PDF)



個人優勝した壺屋小学校5年の小玉勇吾くん


初優勝して初の全国大会に出場が決まった
伊江小学校チーム


昨年の全国大会で優勝した壺屋小学校は

シード校として全国大会へ