今年6月30日に開催された、第5回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会の開催に おける社会貢献活動の一環として、札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースの近隣小学校にス ナッグゴルフ・コーチングセットの寄贈を計画し、北広島市教育委員会と協議のう え、教育委員会と市立西部小学校への用具寄贈を決定した。

そして11月16日に、北広島市役所にて贈呈式が行なわれ、上野正三市長へ当機構から 用具が贈られ、上野正三市長から感謝状の授与を受けた。また同日に、北広島市立西 部小学校でも渡部敏雄校長先生への用具贈呈が行なわれた。

北広島市では、市のスポーツ振興施策である少年スポーツアカデミーにおいて、ジュ ニアスポーツの底辺拡大事業として取り入れる予定で、今後、指導者の養成に関して は、市内に組織されている大人のゴルフ同好会や親父の会、または体育指導員などに 働きかけていく予定。

来春に西部小学校では、ティーチングプロを迎えての実技講習が行なわれる予定で、 用具の活用と継続した活動が行なわれる計画。

練習場所に関しては、近隣に天然芝の素晴らしいサッカー場があるほか、北広島市総 合体育館の裏側には、地元発祥のゴロッケーという、ヨーロッパにあるクロッケーの 変形版のスポーツのコースがあり、このコースの敷地で充分にスナッグゴルフの特設 コースが5ホールは作れる見込み。また、西部小学校の校庭は、野球場が4面とれるほ どの広大さで、グラウンドでも充分に練習が出来そうで練習環境は整っている。

また、スナッグゴルフ対抗戦全国大会の2006年の優勝校である、広島県東広島市と姉 妹都市となっており、交流事業としても使えるのではないか、という構想と、セガサ ミーカップに関連して既に導入されている千歳市との交流も既にあるということで、 スナッグゴルフの活動環境としては良い条件が揃っている。

<北広島少年スポーツアカデミーとは>
青少年のスポーツ活動を支援する一環として、全道大会や全国大会への出場など、大 きな目標を持った子供たちの夢と希望を実現するため、その支援体制の整備と指導者 不足解消、更に体系的な指導者養成を実施する。
活動内容は、(1)ジュニアスポーツ選手強化育成事業、(2)ジュニアスポーツ指導者養成 事業、(3)ジュニアスポーツ底辺拡大事業、④部活動支援事業。

<スナッグゴルフ・コーチングセット寄贈先>
1　北広島市教育委員会(北海道北広島市中央4-2-1)
2　北広島市西部小学校(北海道北広島市輪厚508-3)　全校児童数353名

<1セットあたりの用具の内容>
ランチャー14本・左用2本含（ランチャーとは大きなヘッドのアイアン型クラブ）
ローラー8本（ローラーとは大きなヘッドのパター）
ボール100個
ターゲット2個（ダーツ風な円形の的）
ボード4個（平型の的）
フラッグ4個（円柱型の的）
ランチパッド12枚（ティアップする台）
スナッガズー4本（手首コックポジションチェック用具）
スナッパー4本（スイングチェック用具）
キャリーバッグ1（用具入れ袋）
説明用ビデオ1本
コーチングカリキュラム1冊（解説本）