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北広島市立西部小学校でスナッグゴルフ実技講習会を実施(6月20日)

毎年9月にANAオープンが開催される、札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースに最も近 い、北広島市立西部小学校で、スナッグゴルフ実技講習会が行われ、3年生から6年生 の児童245名が参加した。

西部小学校では、昨年のスナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会における社会貢献 活動の一環として、当機構からの寄贈・導入計画により、北広島市及び同教育委員 会を通じて導入され、昨年11月の用具導入後、早速、スナッグゴルフクラブを立ち上 げ、すでに数回のクラブ活動が行われている。


戸軽プロのデモショットに
「ナイスショット」と歓声があがる


スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会は、ANA( 全日本空輸株式会社)などが特別協賛となり、全国の予選を勝ち抜いて遠征して くる子供たちの、航空機利用に関しての支援を行っており、今回の導入はこれに関連 した社会貢献活動の一環として実施された。


パット、チップショットの基本練習


西部小学校の渡部敏雄校長は、前任校に在籍しているときにスナッグゴルフの存在を 知り、導入を検討したものの購入費用の捻出が課題となり見送られた、という経験が あった。

そして今回の寄贈・導入の提案を聞いた渡部校長は、いち早く手をあげ今回の導入が 実現した。


コースプレーの方法を説明


この日の実技講習は、LPGAジュニアゴルフコーチの戸軽明美プロ、池田江里子プロ、 そして小学校のグラウンドに面した場所にお住まいの、小泉裕子プロが飛び入りで加 わって指導にあたり、午前中の1限目から4限目は3年生から6年生を、午後の5限目は 近隣地域の指導者、そして放課後にはスナッグゴルフクラブのクラブ員9名が参加 し、パット、チップショット、フルショットの基本指導の他、コースプレーの楽しみ 方についての説明がされた。


コースプレーも体験


さらに、ゴルフ技術だけではなく、ゴルフは他のスポーツと違い審判員が自分自身で あり、自分にとって悪いことも良いことも、正直に先生に伝えることができることが ゴルフの精神である、という話もされた。

参加した児童たちに「ゴルフの審判員は誰?」とたずねると「自分?」と答える子も多 く、ゴルフへの理解が高い子もいた。


スナッグゴルフクラブのメンバーたち


西部小学校は札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースに最も近い小学校で、過去にはANAオープ ンの社会学習見学に参加した児童もおり、ANAオープンを見に行ったり知っている子 も多く、今回のスナッグゴルフの導入をきっかけに、トーナメントと地域の距離がさ らに近くなり、新しい交流が生まれていくことが期待される。


指導者講習会に参加した近隣地域の方々


西部小学校では、クラブ活動での活用の他に、夏休みに行っていたウォークラリー を、このスナッグゴルフに移行する予定もあり、早くも活動が始動し、広く展開して いくことが見込まれている。

実技講習会に参加した児童たちは、9月に開催されるANAオープンを楽しみにしてお り、スナッグゴルフクラブを中心とした活動にも熱が入りそうだ。


指導にあたった戸軽プロ、池田プロ、小泉プロ