Tournament article

BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2024

第10回笠間市長杯スナッグゴルフ大会を開催 (5月11日)

2015年第1回大会から数え、節目の開催となる第10回笠間市長杯スナッグゴルフ大会が、男子プロゴルフトーナメントBMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ開催コース、宍戸ヒルズカントリークラブ東コースにて開催された。



開会式では笠間市教育長小沼公道様より生徒たちへの貴重なお話もあり、わくわくする大会を予感させた。



本大会は茨城県予選会前哨戦に位置付けられ、市内全11小学校に加え、近隣の常陸大宮市つくばみらい市からの交流参加及び宍戸ヒルズカントリークラブ研修生を迎え、総勢79名と例年どおりの盛大な大会となった。
気温がやや高めではあったが幸いにも湿度が低く適度な風にも恵まれ、むしろ快適な天候で、宍戸ヒルズカントリークラブ東コースフェアウェイは例年通りの素晴らしいコンディションに仕上がり、熱戦が繰り広げられた。



節目の年の市長杯を制したのは、笠間市立北川根小学校で3連覇達成、2位は岩間第三小学校、3位は友部小学校が入った。
日頃の練習の成果を存分に発揮するとともに、6年生は最後の大会に望む意気込みを見せた。
又、経験の少ない生徒も礼儀、マナーを守り奮闘した。
途中競技の進み具合が遅くなる場面があり運営サイドから素振り回数やライン読みなどに配慮するよう指示が出たがそれも今後の運営におおいに生かせる内容であった。



笠間市が主催する本大会は山口伸樹市長みずからが、「新学期を迎えて間もない茨城県予選は、子どもたちも試合慣れしておらず、おぼつかない子もおり、更なるレベルアップのためにも前哨戦と位置付けられる大会を市が主催で作ろう!」と提案、その翌年には早くも実現化。
それまでも笠間市の小学校が全国制覇した実績は多々あるが、以来、市内の小学校が全国大会で上位を占める割合も増している。
この様な活動から誕生したプロも多く、笠間市からは、星野陸也畑岡奈紗金澤志奈佐久間綾女などを排出しているほか、その予備軍となる高校・中学のジュニアゴルファーも着々と育っており、地域のジュニア大会などでは優勝の報告もちらほら聞くほどだ。



又、閉会式では山口伸樹市長から宍戸ヒルズカントリークラブ、協力してくれているすべての関係者、日本ゴルフツアー機構への心からの感謝が述べられた。
ゴルフ・プロスポーツ・スケートボードなど「スポーツシティかさま」を掲げてスポーツでまちづくりを行う取り組みが評価され2023年11月「スポまち!長官表彰」を受賞した笠間市、地域と連携したスポーツの振興やゴルフとスナッグゴルフの普及にこれからも取り組んで行く。



茨城県予選会は6月8日に同じく宍戸ヒルズカントリークラブ東コースにて『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトリシャールミルジャパン基金第21回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村への出場権をかけて行われる。



尚、大会運営時にはコース設営などに経験豊富なボランティアさんから後継者への用具撤収時への考慮も重要との貴重なアドバイスなどもあり、運営サイドも好循環が生まれている。
スコア集計での驚きはIT活用が進み、地元茨城県立IT未来高等学校の生徒さんが開発したソフトウエアが大活躍したこともおおいに感動を与えた。



成績詳細内容は「こちら」をご覧ください。



関連記事