ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦~決勝) 2017

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塚田陽亮は4回戦突破で700万円獲得に「よっしゃ」

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相手の小平同様に、塚田もまた「人のミスを願いながらプレーするのは好きじゃない。サトシもそうだが、相手が良いショットをすれば、心からナイスプレーと言いたい」と、相通じる相手との一騎打ちは気持ちが良かった。

まして「サトシは心からゴルフを楽しんでいて、あっけらかんとしている」。次の打点に行くまで弾む会話もいざ打つ瞬間は、ぴりっとしていて「オンオフはっきりさせるプレースタイル。常に悪いほうに考える僕には勉強になった」と、年下の実力者からもぎとったのは、勝利だけではない。

「仮想サトシを作って戦った」。
この場面なら、小平はどうするか。
「涼しい顔をして、ふわっとあげて、ぴたっと寄せる。すっと構えて、カコンと入れてくる」。
相手のプレーを想像しながら、常にその先を行った。
「その前に自分がチャンスを決めようと、やったのが良かった」と先手必勝で、5&4をもぎ取った。

マッチプレーランキングは35位から望んだ今大会は、先月の1回戦から毎朝、負けを想定してホテルをいったんチェックアウトして出てくるが、昨日はマイ枕を忘れてきたのに、忘れてきたことさえ気づかず、再チェックインした部屋のベッドに置いてあって、助かっ
た。

毎年、この時期は飲み過ぎて、体重過多になるのを反省してビールの“駆けつけ一杯”は不動でも、そのあと「ハイボールは3杯まで」と決めているから、体調もいい。
「昨日は武藤さんに勝って4杯にしましたけど、毎回一対一で、相手のゴルフを見させてもらうのは勉強になる。いい酒のつまみです」。学生時代に「3年連続で準決勝まで行った」と、実は得意競技でここまで順調に美酒を重ねている。

優勝賞金は、ツアー最高額の5000万円。「そこは考えていない」と、言いながらも準々決勝進出時点ですでに700万円を手中にして「そこはよっしゃ、と思ってる」。
ベスト8進出に、建前と本音が交錯した。

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