ミュゼプラチナムオープン 2015

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滑り込み出場のJ・チョイが好発進!

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陽気な韓国系アメリカ人が、やっと笑顔を取り戻した。土壇場で掴んだ幸運を、さっそく生かした。ボギーなしの64を出して、「今日は凄く楽しく回れた」。

2012年のとおとうみ浜松オープンで、ツアー初優勝をあげたものの、昨年は腰と膝を痛めて、とても戦える状態ではなかった。試合中のケガを公傷とみなす特別保障制度の適用を受けて復活をにらむ手も、あるにはあったがそれは、チョイの信念に反した。

「手術とかして、本当にもうダメというならば、考えたかもしれない。だけど、どこか痛いのに頑張っている選手は僕だけじゃない。みんなどこかしら痛いのを我慢しているのだから」。

結局、昨季は賞金ランク94位に終わって、予選会のQTからの出直しをはかったが、ランク61位とふるわず。今年はなかなか出番にも恵まれない中でも今週は、開幕直前の8日水曜日に、座骨神経痛のために欠場を申し出たジャンボ尾崎に変わって、滑り込んだのがチョイ。

腰の治療に奔走した昨年。母校のニューメキシコ大学のかけりつけ医にも診てもらったし、米バスケットボールの「レイカーズ」や、米プロ野球の「ドジャース」の専属医師の診断を仰いだりもしたが、「みんな言うことは一緒」。手術か、患部の周辺の筋肉をトレーニングで鍛えるか。

切るのは嫌だから、トレーニングに精を出したはいいけれど、余計に負担がかかって今度は膝を痛めたというわけだ。「だからもうやめた」。無理をするのはきっぱりと、オフは練習を一切やめて、やっとクラブを握ったのは、自身の今季初戦の日本プロの1週間前。
「新鮮でしたね」。腰の状態も思わしくなく、そんな状況の中でも懸命に出口を求めていた時には、ゴルフをするのが苦痛だった。

「でも、リフレッシュして休んで、しっかり腰を治して戻ってきたら、凄くゴルフが楽しくて」。久しぶりの好発進にはなおさら気分も乗ってくる。「苦しんでゴルフをするのは嫌。人それぞれ考え方はあると思うけど。僕はどんなときでも楽しくやりたいタイプだから」。本来の明るさをすっかり取り戻して、帰ってきた。



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