Indonesia PGA Championship 2013

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横尾要は「経費が出れば、十分だと思っていたから」

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  • ようこそ、日本ツアーへ! 勝者の崔を横尾もたたえる

最終日は15時15分に雷雨のため競技は一時中断。最後の1ホールを残してプレーが止まってしまった最終組の中に、横尾もいた。じりじりと再開を待つ間に、クラブハウスの玄関前からスカルノハッタ国際空港行きの、最終バスが出ていった。

仲間の出発をうらめしそうに見送っていた横尾は「俺も乗りて~!!」。
雷雲はエメラルダの上空にしぶとく居座り、もしかしたら、最後の18番は翌1日に持ち越されるかもしれない、という話も出ていたから、「もう、俺このまま帰っちゃおうかな」と、冗談でも言わなければ、やってられない。

それでもいらいらと、時間を過ごした甲斐はあった。
17時52分に改めて戻った18番は、美しい虹を背景に、最高のティショットが打てた。
フェアウェイのど真ん中をとらえると、156ヤードの2打目は8番アイアンで、ピンそばのバーディチャンスにつけた。
夕焼け空の下で、さらにひとつスコアを伸ばして大歓声を浴びて上がってきた。
同組の崔(チェ)には届かなかったが通算17アンダーは、2位タイに「もう最高でしょう」。

始まる前から、せめてタイと合わせてこのアジア2戦で、赤字にならない程度の順位に入れればいい、と話していただけに、特に最終ホールでのバーディは大きく「十分でしょう。経費が出れば十分だと思っていたから」。

日本人最上位につけたベテランは、満足そうにうなずいた。

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