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ヒデキと同期。木下稜介が単独首位発進

シューゴも人間でした©JGTOimages

20ー21シーズンの再開初戦。まして、大会は2年ぶりの開催だ。
大事な開幕戦の初日は大なり小なり、誰でも同じ。
プロ8年目の木下稜介も、「朝は、凄く緊張していた」。
隣の今平周吾とショーン・ノリスが、余計に手ごわく見えた。

19年の賞金王と、同2位だ。
「特に、シューゴは真っすぐ打って、グリーンに乗せて、パットを入れるイメージ。初戦だって余裕だろう、と」。
決めつけていたから、スタートの10番セカンドで、大ダフリをした今平を、つい不思議なものを見る目でみた。
「シューゴ……珍しいな」。
「…緊張しちゃいました」。

「なんだ…」と、木下は思った。
「シューゴでも、緊張するんだ」。

実は、試合で回るのはこれが初。
精密機域みたいに勝手に思っていたけど実際は、「機械じゃない。シューゴも人間だった」。気が楽になった。
「安心したじゃないけど、初戦の気持ちはみんなおんなじ」。

ほどよく脱力して、前半2バーディで折り返すと、後半の3番から3連続。さらにピンそばにつけた8番では6アンダーの単独首位で抜け出した。
今大会は、過去に5度出場して5度とも予選落ち。「相性がよくない」と、自覚のあるコースで初日をボギーなしでまとめて、単独首位で上がった。

19年オフから始めた「吐くほどつらい筋トレ」にもだいぶ慣れた。
「プレッシャーで力が入ると、手を使って左に曲げる。まだツアーで勝てないのはそれが原因」。
弱点克服を目指して始めたスイング改造も、20年1月の「SMBCシンガポールオープン」で、日本勢最高の6位につけて、全英オープンの資格を取得した時には、まだ完成度は半分にも満たなかったが「今は体を上手く使って運ぶイメージ。70%くらいはできてるかな?」。
自身初メジャーの1年延期も、今ではプラスに思える。

今年1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」で、練習ラウンドに付き合ってくれた松山英樹。「アイアンの精度が物凄かった」。あのとき撮ったスイング動画も「参考にさせてもらっています」と、今も生きた教材だ。

「先週は、5時に起きてずっとテレビで応援していた」という。
歴史的快挙の瞬間は、「自然と涙が出た。心から嬉しくて…。同級生なんでね」。
ジュニア時代は同じ四国でしのぎを削った親友にお祝いラインを送ると「すぐに返信してくれて。嬉しかったです」。

今年7月に、2年ぶりに開催される全英オープンでの再会が今からますます楽しみだ。
「日本で、勝って自信をつけて行きたい」
日本初のメジャー覇者への手土産は、ツアー初Vの報告が一番だ。
「今から練習ラウンド予約しときます」。
開幕ダッシュで確約を取る。

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