タイガー・ウッズをテレビで見たことがゴルフを始めるきっかけ。杉並学院高校2年時の2010年には『ダイヤモンドカップ』で2日目を終えて2位につけて話題となった。
11年にプロ宣言し、12年はチャレンジで初勝利。19歳14日は当時の最年少優勝記録で、ツアーでも初シードをつかんだ。だが、翌年シードを落とすと低迷が続いた。17年に5年ぶりのシード復帰。18年は『関西オープン』で自己最高の4位を記録するなど上昇気配を示す。8月には結婚もして賞金ランクは自己最高となった。
この流れが19年につながった。『ダイヤモンドカップ』は初めて首位で最終日へ。重圧の中、最終ホールでバンカーからパーセーブ。1打のリードを守り切って初勝利をつかんだ。『ANAオープン』では5打差を追いつきツアー史上最多5人でのプレーオフを制して2勝目も手にする。トップ10はこの2試合だけ。勝負強さも光った1年だった。