ダンロップ・スリクソン福島オープン 2019

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上原さんに捧げます

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  • 左から中嶋、秋吉、大堀、塚田、星野、出水田、髙橋、右下から香妻、稲森、そして中央で鼻にクリームをくっつけられているのが上原さん。

開幕前日の26日水曜日の夕方に行われた前夜祭「ふくしま交流のゆうべ」は閉幕後も、まだホストプロで賑わっていた。
クラブハウスのテラスから、担ぎ出されたのは一人の男性。

スリクソンの契約プロたちが特大のケーキを捧げたのは、大会主催のダンロップで勤続28年目、プロに用具やクラブを用意する"プロサービス"として尽くしてきた上原輝久さん(50歳)である。

その恩人が、今大会限りで部署を異動になることが決まり、初日から奮い立ったのが、若いホストプロたちである。

後半6番から3連続バーディを奪うなど、5アンダーで上がってきた大堀裕次郎。
昨夏、捻挫でこじらせた右足首に、まだゴルフもこわごわ。
その影響で、今季これまで7戦中予選通過はまだ2戦と、苦しい渦中も懸命のリハビリで「ここ2週間はいい調整ができた」と、大事な試合に間に合わせた。「デビュー前から本当に、お世話になってきた人。上原さんの最後の試合で頑張りたい」と、献身の好発進を果たした。

そして、こちらはフェアウェイ命のホストプロ。でも今季序盤は「ドライバーが試行錯誤」と、4年連続フェアウェイキープ1位のショットも、乱れがちだが稲森佑貴もまたどうにか今週に、照準を当ててきた。
この日はアドレスで「ハンドダウンが強すぎる。思い切り、吊り下げるイメージで」と、修正を加えて吉。
ドライバーの好感触がアイアンにも波及した。
14番で、80ヤードの2打目をウェッジでピン2メートルにつけると「拍車がかかった」。
大会名物のバーディ戦にも乗り遅れず、8バーディ(1ボギー)の65で、あれよと2打差の2位タイにつけた。

大会初年度の14年に2位タイの成績を残した稲森だが「そこから順位を下げている」と、まだ主催者に献上できずにいるホストV。
「今年は上原さんに捧げます。上原さんを泣かしたら、僕の勝ち!!」。
誰かのために頑張る姿が胸を打つ。
この日は大堀や稲森のほかに、星野陸也も5アンダーの6位タイ。
初日から、スリクソン契約プロが速報ボードにひしめき、異動間近の恩人を喜ばせている。


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