東建ホームメイトカップ 2019

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ウッズよりモリナリ。孔明の気力を支えるもの

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2010年にこの大会で連覇を飾って“開幕戦男”などと呼ばれたものだが、当時の栄光は「まだ思い出せない」。孔明が、久しぶりに会見席に腰を下ろして「東建でこうやって、会見に呼ばれるのも10年ぶりくらいですかね」。

賞金王に輝いた2013年を最後に見放されたままの勝ち星。
その間に、孔明を慕って集まってきた地元九州若手の秋吉翔太と出水田大二郎が、立て続けに初勝利を飾って複雑な心境にもなったが「今年の開幕は、ここ最近にはないくらい。彼らにも負けない球が打てていると思う」。

このオフ、若手らと国内外で重ねたラウンドは50回超。
トレーニング一辺倒の調整を改め、鍛錬とゴルフのバランスを図った。
40歳を超えて、クラブも見直した。
「難しいのを使うより、軽めの簡単なクラブでよい球が出ればいい」とアイアンを、男子プロには珍しいカーボンシャフトに変更して「楽に振れるようになった」という。

先週のマスターズで感銘を受けたのはウッズの復活劇よりも、敗れたモリナリだった。身長172センチでウッズとやりあう姿。
「自分にもあのアイアンショットとパターがあれば」。
まだまだ若手と互角に戦う自信を与えてくれた。
ここ数年は体力、技術というよりも「気持ち。乗り切れないというのが何年も続いていたので。でも上を目指してやろうと思っても、なかなかついていかないから。自分に合ったゴルフをするしかない」。
身の丈を意識することで、気力が戻ってきた。
不惑の開幕戦。「去年よりは格段に仕上がっている。やっつける、というのはまだ言えなくても若手の邪魔をするくらいには、頑張りたい」。
相性の良い試合で復活の好機をにらんだ。

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