東建ホームメイトカップ 2019

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風は友達。星野陸也がゾゾっと3位に

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誰もが苦しむ強風下も、遊ぶように回ってきた。
若き飛ばし屋で名前を売るが、本当の凄さは飛距離ではない。
豪打を上下左右に器用に打ち分ける技。
「風のゴルフが昔から好きだった。弾道をいじくりまわしてライン出しから、ぶつけに行ったり、低いフェードとか。楽しむ一環で、コースを攻略していく。吹けば吹くほど楽しめる。だから今日は、うまくいった」。

どんなに風が吹いても「パー5は2オンが狙えるなら全部バーディ狙い」と果敢に、最初の4番では早速、わずか1メートルのイーグルチャンスを迎えた。
ピンまで240ヤードの2打目は「右足下がりのつま先下がり。右池で、風が左からで、絶対フェードしか出ないような場面でまさかのところに乗った」と、下りのフックラインも逃さなかった。

後半の12番では右からのアゲンストに対して2打目をスプーンで低く打ち出し、左のラフまで運んで寄せワン。
いよいよ17番、この日最後のパー5は「むしろ9番アイアンで、抑えて打ってもよかった」と、ピンまで160ヤードの2打目はピッチングでわずかに届かなかった選択ミスは反省でも難なくバーディで、首位と1打差の単独3位に。
国内開幕戦から、さっそく目標の自身2勝目をにらめる位置で決勝ラウンドに進んだ。

昨年は、フジサンケイクラシックで初優勝。
オフは、祝勝会など予定が立て込み多忙な中でも、体のケアに余念がなかった。
「去年、1勝できたのは満足だったが、予選落ちの半分が体調不良というのが気になった」。
特に10月の日本オープンではせっかくアダム・スコットと同組も、首の寝違いで脱落。「ショックだった」。
リベンジを期して、みっちりと鍛えてきた。
食事にも気を配り、体重増加に努めてきた今季は、ひとつ大きな目標がある。

10月に、日本初開催の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」があるが日本ツアーからの出場枠はわずか10人。
秋の狭き門をにらんで「早めに1勝を」と、今からソワソワ気が逸る。
「うまくいけば、そこからアメリカにも行ける。出たいです」。
さっそく迎えた大チャンスは譲れない。


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