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体調不良の石川遼が18ホールを完走

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  • 何事もないように、スタートティに立った石川だったが・・・

執念の完走だった。石川が、強風下で首位との差を5打にとどめて回りきった。

午後からのスタートに合わせてコースに到着した石川は、まずレストランに向かったが、背中に嫌な痛みを感じて食事も受け付けない。
「今までで、初めての症状だった。何が起きているかも分からなかった」。
異変を察知してすぐに教護室に向かったが、期間中に常駐する看護師さんでは症状や治療法が特定できず、近隣の病院からきゅうきょ医師を派遣。
点滴で対処することになり、スタートのギリギリまで安静につとめた。

少し回復が見られたからと練習場に出たのは20分前。それも10球ほどで切り上げ、無理に笑顔を浮かべて1番ティに登場したが、顔色は蒼白だった。

「やるなら優勝を目指すことしか考えていない。中途半端にプレー出来たから、良かったという感覚はない。めまいや、痙攣(けいれん)や、そういう症状が出て来たらすぐにやめようと思っていた」。
途中、佐藤キャディにこっそり弱音を吐いたホールもあったというが、9番では左奥から6メートルのイーグルパットを沈めて沸かせるなどファンの前では終始、気丈に振る舞い続けた。

思えば異変は前夜からあったという。
「昨日からぶっ続けで10時間寝て。朝起きて、びっくりした。それくらい疲れていたんだ、と」。
今夏は命の危険すら感じる猛暑が続いており、この日の石川もギリギリの選択だった。
「自分の判断で、出来ると思ったからやった。大丈夫でしたね」と、終わって何事もないように微笑んだがアマプロ、また日米通じて、これまで途中棄権したことがない。
選手会長として、また何よりいちプロとしての責任感が今回もそうさせたか。
「これからまたドクターに相談したい」。
無理はしてほしくない。

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