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藤田寛之、48歳「まだまだ、老いぼれてない」

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地元福岡で、大会2勝目を狙う初日。今年から、お気に入りの曲に乗って、スタートする新たな取り組みでは藤田にとって、この選曲しかありえなかった。

財津和夫さんの「サボテンの花」。
2012年に賞金王の祝賀パーティで、地元・香椎高校の先輩が熱唱してくださった、思い出の曲。
しみじみと、胸にしみいる歌詞とメロディには確かに、最高潮に気分は上がるが、前例がないだけに、ほんのちょっぴり戸惑いも・・・。

48歳のベテランにとっても音楽が流れる中で、試合が始まるなんて、初めての経験。
「まだちょっと、スタートしにくい。慣れないと・・・」。
最初はちょっぴりぎくしゃくしながら、すでに1勝の舞台には地の利も。
ボギーなしの、67で上がってきて「まだまだ、老いぼれてなかった」と、久しぶりに胸を張った。

今季これまで、トップ10入りはまだ一度だけと、本人には不本意なツアー前半戦も「このスコアは励みになる」と、兆しが出てきた。

この日は、普段の芥屋とは真逆の「南西の風」。17番は、202ヤードのパー3で「5番アイアンを持ったのなんて、今まで記憶がない」と向かい風の中で、果敢に手前3メートルに乗せて、最初のバーディを奪うなど、「ショットが安定していた。フェアウェイを捕らえて、チャンスを作れた」。

今年の芥屋は、高麗グリーンらしからぬ速さと硬さに加えて「今日は、ピン位置が振ってあって、これは、田島創志(たじまそうし)」と、このコースで1勝の経験を駆使していまJGTOで、コースセッティングのアドバイザーに従事する後輩プロがしかけた罠も、かいくぐった。

初日を首位で飛び出したが、そんな自分を戒めた。
「このくらいで、手応えなんて言っていたら、ゴルフの神様に怒られる」と、相変わらず自分に厳しい。
「僕の今までの成績を見ていただければ分かると思うが、これまでは不安だけのシーズン。そんな甘いもんじゃない」。
そうつぶやくと、上がってすぐに灼熱の練習場に出ていった。「これをきっかけに、もっと練習と努力を自分自身に課して、結果を残せる選手に戻っていかないといけない」。
ベテランが、故郷で3年ぶりの復活Vを模索する。

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