SMBCシンガポールオープン 2016

大会ロゴ

大会記事

さあ、今年も旅の幕開けだ! 川村昌弘が上々の滑り出し

  • photo1

最後の18番ホールも左から長い長い、バーディトライは惜しかった。いつものように、打つなりすぐ歩き出すリズムに、地元ギャラリーも全然ダメなのかと期待もせずに漠然とボールの行方を見ていたが、最後はあわやカップをかすめる離れ業に、18番のグリーンサイドは一気にどよめいた。

いつものように、苦笑いでちょこんと頭を下げて挨拶。「ラインはちょっとスライス。入りそうでしたよね!」と、いつも冷静に見えて意外と本人も、心躍ったバーディ締めに「今週は、ああいうのが入ってくれたら、たぶんぶっちぎりで勝ててましたよ」。

会場入りしたばかりの頃は、ただただショットの状態が心配だった。「ああ、これは80を打つパターンだ、と」。自分にまったく期待できずに、今季初戦をスタートさせたが、蓋をあけてみれば「ショットが思ったよりも良くて」。
その分、セントーサゴルフクラブのグリーンには悩まされて、「初日から32、34、35、そして34パット。これで今日、3アンダーってどうなのか・・・」。これだから、ゴルフって難しい。

それでも通算6アンダーはこのままならトップ10前後に入れる可能性は高く「まさかこんな良い順位で終われるとは。良い意味で、自分の期待を裏切られました。良いスタートダッシュになりました」と、弾みのつく第1戦。
このあと、翌週のミャンマー、バングラデシュ・・・。アジアンツアーでまず5連戦のあと、1週おいて、さらに2連戦。今年もまた始まったマー君の国境を巡る旅。今年は、頼もしいお供がいる。今週からバッグを担ぐグナさんは、実はプロキャディで、リプスキーらアジアで2勝の経験がある中堅だ。

昨年まで、日亜ともに小岸秀行さんにお願いしていたが経費削減と、そろそろベテランの域にさしかかる小岸さんの体調を気遣い(?!)マレーシア人のグナさんと、海外ツアー限定の専属契約を結ぶことにした。

2人とも日頃の行いが良いせいか、大会は連日の競技中断も、「僕らは申し訳ないくらい、ほとんど影響を受けずに済んで」。この日の最終日もまた、15時からバケツをひっくり返したようなスコールにも遭わずに済んで「今週はちっとも疲れないで済みました」。記念すべき初タッグの感触も上々に、22歳の旅人は次週も早々に、グナさんと仲良く国境を渡る。

» 前のページに戻る

関連記事

広告