関西オープン 2016

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中部銀次郎杯は石徳俊樹(いしとくとしき)さん、14歳の三田真弘(さんだまひろ)さんは51位タイに

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  • 総合優勝の趙(チョ、左)と。石徳さんが中部銀次郎杯を獲得
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  • 三田さんは、51位タイに終わる

2013年の大堀裕次郎に、昨年は長谷川祥平。大学の歴代OBが名を連ねる関西オープンのローウェストアマチュア賞は、今は亡き偉大な選手の功績を称えて「中部銀次郎杯」と、命名されている。

今年、その栄誉に授かった大阪学院大4年の石徳さんは「光栄です。ローアマを獲るのは初めてなので、それも嬉しいですね」。

未来のスター選手の育成をスローガンに掲げる今大会。今年は23人のアマチュアが出場して、6人が予選を突破。うち3人が、同大学勢が占める中で、石徳さんは最上級生としてしっかりと示しをつけた。

もっとも内容的には、8月に来季ツアーの出場優先順位を決めるQTのファーストステージから挑戦する身としては、けっして満足できるものではなかったようだ。小技が得意で、プロ仕様の速く堅いグリーンも難なく対応できた。「チップインも、4日間で3回」と胸を張る一方で、それだけでは補いきれないほどいま、石徳さんはショットに不振を抱えているのだ。

4日間のフェアウェイキープ率37.5%という数字がそれを物語っており、「せめて、50%くらいならばもう少し、上で戦えた」と悔しそう。「プロならば、フェアウェイから絶対に外さない。僕に足りない部分」。最初の関門まであと3ヶ月ほど。急ピッチの調整が求められそうだ。

そして、石徳さんのかげで14歳の三田真弘さんは涙をのんだ。史上2番目の若さで決勝ラウンドに進出すると、「最初は頭になかったですが、今日のスタート前には、その目標が今の僕に一番近いと思ったので」。三田さんも中部銀次郎氏の銅像を目指して10番ティからスタート。キャディをつとめるお父さんと笑顔もこぼれるリラックスムードに出だしから3連続バーディで、一度は石徳さんを抜いたが、後半は2番や9番のOBが響いて、通算10オーバーまでスコアを落として「追いかける立場としては、もったいなかった」と唇を噛む。

4アンダーは、2位タイで出た初日。「でもその1日だけだったので。グリーンのコンディションや、風が変わっても、もう少し良いゴルフをしないと上にはいけない」。また初日の活躍に一気に注目を集めたことで「ギャラリーが増えた時に、冷静な自分がいない」と、そこも14歳の課題に。
「これからプロの世界で活躍していこうと思っていますので、経験をたくさん積みたいです」。たくさんの悔しさも糧に、これからの成長ぶりが楽しみだ。

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