マイナビABCチャンピオンシップ  2016

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今年こそ、マイナビ社長を喜ばす! 2人のホストプロが復活に賭ける

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  • 中川社長(中央)を喜ばす! 井上(左)と矢野(右)と、ホストプロ2人で恩人を挟んで
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  • 「中川社長は僕らへの理解がすごく深くて、気心の知れた仲。なんでも遠慮無く言ってくださるのがいい」と矢野。絶大の信頼を置くスポンサーの日頃の恩に応えたい!

26日水曜日のプロアマ戦。ハーフターンのインターバルで、ホストプロが力説していた。クラブハウス前の軽食会場に年代順に展示された歴代覇者を紹介する看板は、就職、転職、進学情報の提供や人材派遣の「マイナビ」が、大会の冠スポンサーについた2008年から飾られているのだが、「僕は、本当にここまではすごく良かったんです!」と、矢野が指で示した2011年までは本当に、それまで10回出て7回トップ10入りと、今大会と抜群の相性を誇っていたのだ。

それが、翌12年に同社とサポート契約を結んでからは、今大会でぱたりと活躍できなくなったばかりか、14年にはなんとシード落ちを喫して、プロアマに参加した他のお客さんから苦笑交じりにこんな声も聞かれた。
「社長が、プレッシャーをかけすぎるんじゃないか・・・」。
同社の中川信行・同代表取締役社長は確かに、歯に衣着せぬ方だと矢野もそれは認める。
初日に単独2位から出た2週前の日本オープンでも、終わってからメールをいただいたが「“君は最終日がいつもダメだなあ”と」。
そんな調子で普段から、遠慮の無い励ましをよくいただく。

日頃から、厳しい指摘もしかし矢野はむしろそこに、自分への愛情と、ゴルフへの情熱を感じるという。
「本当にゴルフがお好きでゴルフ界と、僕のことを思って言ってくださる。それが分かる」と矢野は言う。
一昨年に、シード落ちした際もそうだったが「良いときに、ちやほやするのは誰にも出来ると思う。でもダメな時に、ダメとちゃんと言ってくれる人の存在は、実は本当に貴重なんだと」。

第一シードへの復帰に目処をつけるまでのこの2年間は、2000年のプロ入りから数えて初めて味わうどん底にこそ、支えてくれる人のありがたみを知った。
「ダメになったときに応援してくれる人の存在。苦しいときにこそ、そういうのが実感できた」と今季序盤にもしみじみと語ったものだが、中川社長の存在こそが、今年はトップ10入り3度の復活劇を支えてくださったと感謝している。
それだけに「今週は、なんとかしてやろうと思っている」と、今年こそこの大会での活躍で、報いたい気持ちで一杯だ。

そして、同社と契約を結んで5年目の井上信(いのうえまこと)の思いはもっと切実。ツアー2勝の実績はあるが度重なる怪我の影響で2014年にシード権はおろか、今は出場権も失ったまま。
チャレンジを主戦場にしている今は、たまにレギュラーツアーに出ても、グリーンの速さや難条件についていける気がせず、ここ2年あまりは1試合も予選通過すら出来ていない状況だ。

「プロの試合についていけてない感じ」という言葉がなんとも切ないが「必ず戻れるチャンスはあると信じて、諦めずにやるしかない」。先週、優勝した小平は彼がまだ、シード権のない時代に食事をしたり、井上がいろいろ世話を焼いてやった「弟子」。負けられない。
やはり当初は出場権がなかった2004年の今大会で、予選会「マンデートーナメント」から這い上がり、初Vを飾ったあの経験を、今こそ生かして社長を喜ばせたい。

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