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稲森佑貴(いなもりゆうき)が咳をこらえて今週こそ狙う初V

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シード1年目の21歳には、試練のとき。今季、自身初のフル参戦に、9月からはそれこそ終盤まで怒濤の連戦に突入して、稲森も疲れはたまっている。先週には風邪をひき、熱は下がったものの、しつこい咳が残ってしまって、乾いた晴天の中では埃も舞い、特にラウンド中は苦しくてたまらない。

しかも初日は、ベテランの深堀と、選手会長の池田との同組に「迷惑をかけたらいけない」と、気をつかった。「咳が出そうになると、こうして、喉に押し込める感じて・・・」と、手で自分の首を絞めるようなしぐさをして、「出るな、出るなと、だいぶ抑えた。何も言われなかったので、大丈夫だったとは思うのですが・・・」と、恐縮しきりで「季節の変わり目。体調管理はプロとして、大事ですね」と、この時期は朝晩の冷え込みも身にしみる。

体調も万全でない中で、しかもこの日は初日から、誰もが悲鳴をあげたシビアなピン位置。「その中で4アンダーが出せたこと。100点満点じゃないか」と、自画自賛の67はひとつのボギーもなく、最後の18番では「この日一番」とこれまた自ら絶賛のバーディチャンスで魅せた。

池越えのパー5で手堅く刻んで100ヤードの3打目は、サンドウェッジでフルショット。手前1.2メートルにぴたりとつけた。「今日はティショットなら必ずフェアウェイキープさせる。グリーンにはなるべく突っ込む。風も吹いていたので、自分の持ち球と相談しながら、あえてケンカさせたり右、左とパッティングしやすい方に打った」。
若いながらも巧みなボールさばきで、今週も好スタートを切った。先週のブリヂストンオープンは、自己ベストタイの2位につけ、目標にまた一歩近づいた。その年の勝者と賞金ランク上位の選手しか出られないシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場権まで、もうひとがんばり必要だ。

今週は、2週連続のホテル住まいも次週から交通の利便性を考えて、再びキャンピングカーでの連戦が始まる。いっそ勝って目標を達成出来れば、いまは出場が微妙なホスト試合のダンロップフェニックスにも出られて、まさに嬉しい悲鳴の12連戦。その前に、しっかり風邪も治しておかなければ。

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