中日クラウンズ 2014

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石川遼は3打差4位タイに

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ドライバー一辺倒で、樹立した2010年のギネス記録。あれから4年が経ち、2年ぶりの和合は攻め方も、心構えも石川はがらりと、変化していた。

この日、ティショットで1Wを握ったのは、2番と、15番と、18番の3回だけだった。代わりにフェアウェイウッドやアイアンを駆使して、この2日間は徹底して頭を使ったゴルフを披露している。

クラブセッティングにも、こだわりをみせている。キャディバッグにはいま、3Wが入っていない。米ツアーに本格参戦した頃から「今のスプーンは、ドライバーと同じくらい飛んじゃうことがあって」と、悩ましさがあった。
「僕のプレースタイルにも合わない気がして。それに変わるクラブを探していた」と、メーカーとの試行錯誤でたどり着いたのは、5番ウッドの“二刀流”だ。

もともと「クリークは大好き。距離感が出しやすいから」と、それならばと5番ウッドと同じ、ロフト角16度のクラブヘッドに、シャフトをわずか0.25インチ長くした「4番ウッド」を投入している。
「低い球なら転がって、40ヤードは飛んでくれる」と5番ウッドとの棲み分けもできて、なおかつ「3番ウッドよりも易しくフェアウェイに置ける」と、満足のいくクラブセッティングが出来上がった。

この日は16番で、「明日の3日目にこういう風が吹いたら」とムービングデーを想定して、4番ウッドで左の林超えにトライしてみるなど週末にむけて、着々とゲームプランを練っている。

2年目の米ツアーはようやく安定して予選通過が出来るようになってきて、それに伴い、周りの状況を読みながらプレーする余裕も出てきた。
この日は、バーディとボギーが交互に出るような展開も「自分のゴルフの内容は、けっして悪いわけじゃない」。それならば、他の選手はどうか。周囲も伸び悩んでいるのなら、「これだけ自分もボギーが出ているなら、今日は難しいのかな」などとゲーム全体を見渡しながら、淡々とホールを進んだ。

「今日はスコアは2つしか伸ばせなかったんですけど自分のゴルフの内容と、風を含めて昨日の4アンダーと、違わない気がする」と悠然と、3打差の4位タイにつけた。

「明日もこういうプレーをしようというのではなくて、始まってみて、やりながら、ゆっくりいくのか。それとも行くところはがーんといくのか。間違えないようにしたい。それがゲームだと思うので」。
大人の遼も、和合を制すか。

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