長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2012

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鈴木亨は「長嶋さんに会いたい」

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練習場を経営していた父親の基之さんのスパルタ教育で、ゴルフを覚えた。それだけに、少しでも練習を休むと、「ものすごく、サボっている感覚」。
今の時代には、もはや化石といってもいい“熱血・体育会系”の46歳は、しかし「昔ほどには簡単に、疲れが取れない」と痛感するにつけても、素直に従うしかない。

今週は開幕前日の水曜日のことだ。
ツアーに帯同するフィットネスカー「プレジャー」に常駐する成瀬克弘トレーナーについ、ぼやいた。
「悪いゴルフはしていない。だけど、2日目に叩いてしまう」。
2週前は鈴木にとっては、メジャー戦にも等しい。
所属先ミズノが主催する「ミズノオープン」は、全英オープンの日本予選もかねており、関係者に豪語していた。
「今年は行くよ、イギリスに。パスポートが切れているから、取りに行かなくちゃ」とまで、話していた。

「それくらいに自信があった」と、言ったとおりに初日は10位タイの好スタートを切った。
「でも2日目に打っちゃって」。
予選通過ギリギリの64位タイまで落ちた。
その顛末に、「入れ込みすぎです」と、成瀬さんは言った。
「ピークを3日目、4日目に持って行って下さい。そのためにも練習は少なめに。これまでの半分の球数にしましょう」と言われた。

普段は1日に軽く200球は打つ。「半分なら100球かあ・・・」と、不服そうに言った鈴木に、「休むのも練習のうちです」と、成瀬さんは諭した。
そこまで言われても、ピンと来なかったがさっそく2日連続の60台には、納得しないではいられない。

最終日にぜひ、表彰式で会いたい人がいる。
大会名誉会長の長嶋茂雄氏。
お父さんの基之さんが立教大学で、“ミスター”のひとつ後輩。鈴木が高校時代に、家族のハワイ旅行で偶然に再会した。
「長嶋さんが、“おぉ、鈴木”だって!! ミスターに、そんなふうに言われる俺のオヤジは凄いと思った」。
当時はそんな光景に、羨望のまなざしを送るばかりだったが、あのときの思い出も合わせて憧れの人と、心ゆくまで語り合ってみたい。

今年もプレゼンターとして、表彰式に立たれる。「そこでゆっくりお話してみたいですね」。今大会のチャンピオンにはそんな“特権”も魅力のひとつである。


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