フジサンケイクラシック 2011

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ディフェンディングチャンピオンは9ホールを終えて暫定10位タイ

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  • 逆光な上に、レンズに水滴がついてしまって非常に見えにくいのが恐縮ですが、この日4度目の中断で引きあげてきた昨年覇者が余裕(?!)のVサイン!

大会は2日目にしてようやく第1ラウンドが始まった。だが、石川遼が10番ティから出るまでに、すでに2度の中断があり、いざ石川がティオフする際も土砂降りの雨。
分刻みで降ったり止んだりを繰り返した。

石川も、傘を差したり閉じたり、レインウェアを着たり脱いだりと、めまぐるしい1日。そしてプレーも、ようやく消化出来た9ホールだけを見ても、非常に波乱に富んでいた。

11番では、ティショットを左に曲げた。やむなく刻んだ第2打のあと、この日3度目の競技中断があった。

11時9分の競技再開直後に打ち下ろしの3打目を、奧から2メートルにつけるもこのパーパットを外した。
12番では、右に打ったティショットが落ちた枝に引っかかり、OBを免れたのは良かったが、「完全に木に寄りかかっていた」。枝を動かせば、一緒にボールも動いてしまうという状況で、石川はあるがままの状態で打った。

枝ごと打つ第2打は、「クラブとボールの間に完璧に木が入る。いちかばちか」の出たとこ勝負。「なんで真っ直ぐに行ったのかも分からない」。
ボールと一緒に打ち砕いた枯れ枝の行方も分からない。
「あの状況で、自分が狙ったところを通せたので今日は自分の日。ついてる」と、渾身のパーセーブにその気になった。

降りしきる雨も台風も、「全然苦にならなかった。モチベーションも維持してプレーが出来た」と、大会史上初の3連覇達成への熱い思いを阻むことは出来ない。

17番ではティショットがバンカーにたまった泥水の中。
18番は、2打目がグリーン手前のバンカー目玉だ。

度重なるアクシデントも「自分でもびっくりするくらい、落ち着いて対処が出来た。こんな状況でプレーをやるのかという気持ちで打つのが一番いけないこと。ボールに向き合う時は、気持ちをきちんとリセットして打とうと思った」。
豪雨のラウンドも、「気持ちを波を立たさずにプレーが出来た」と、高い集中力が途切れることはなかった。

同じ組の片山晋呉や、ブレンダン・ジョーンズも「誰も崩れないぞ、というのを3人持ってやっていて。団体戦みたいに組全体が締まっていた。何が何でもしがみつこうと思っていた」。他の2人にも遅れを取ることなく、悪天候にもしぶとく食らいついた。

石川が前半を折り返したころに、この日4度目の中断を迎えた。その後15時10分に、降雨によるコースコンディション不良を理由にサスペンデッドが決まった第1ラウンドの残りは、翌3日・土曜日の早朝7時より再開する予定だ。
石川は、後半の1番ホールで奧から3メートルのバーディパットに挑む。

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