フジサンケイクラシック 2011

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市原弘大(いちはらこうだい)は「こんなの経験したことない」(1R)

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7437ヤードのパー71は連日の豪雨も相まって、昨年のドライビングディスタンスは58位とけっして飛ぶほうとは言えない市原にとっては「8000ヤードくらいの中でやってるような」。

それでも、前日2日目にようやくスタートした第1ラウンドは、11ホールをこなしてボギーはたった1つにとどめた。
「それがデカかった。今日のバーディ2個につながった」。

難条件に「絶対にダブルボギーは打たない」と、厳しく自分に課して、雨の中でも丁寧なゴルフを心がけた。
普段から穏やかな性格は、どんな場面でもフラットな精神状態でいられる。

この日3日目は、8時から始まった前日の残り競技も「昨日に比べてまだやりやすい」と、12番のグリーンから、いつもと変わらず淡々とプレーを再開した。

前夜は台風の影響で、あれほどの雨と風が吹いたにもかかわらず、何事もなかったかのように、美しく整備されたコースにも、自然と感謝の気持ちがわいてきた。
「バンカーもグリーンも、うそみたいに全部きれいに直っている。整備の方が、すごく努力してくださったのだと思う」と謙虚な気持ちでこなした第1ラウンドの7ホール。

そのご褒美は16番パー3。8番アイアンで1.5メートルに乗せた。
続く17番は、アプローチで寄せて連続バーディを奪った。
最終18番は、やにわに降り出した大雨に第2打は220ヤード以上も残ってしまった。
「とにかく手前のクリークを超えればいい」と、手前の花道に運んだものの、アプローチで5メートルも残してしまった。

最後のピンチも長尺パターで辛くも沈め、第1ラウンドは1アンダーでのホールアウトに「十分です」と、曇天の下で晴れやかな笑みを浮かべた。

昨年は、参戦3年目のアジアと、日本で自身初めての“ダブルシード”を実現。海の向こうのツアーでは、急のスコールなど過酷な体験はさまざまに重ねてきたつもりだが、「ここまですごいのは、初めてです」と、今回は日本列島で台風の猛威を経験出来た。

この日は早朝4時前。さらに前日は5時前起きと、「ずっと早かったので。いまからホテルに帰って少し寝ます」。第2ラウンドは、引き続き夕方からスタートする予定だ。長い1日に備えて今のうちに力を蓄えておく。



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