コカ・コーラ東海クラシック 2009

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今田竜二はイーグル賞受賞

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いつもクールなナイスガイが、思わず苦笑いだ。「ラッキーですかって? そりゃラッキーなんてもんじゃないでしょう」。

本人も、半笑いの呆れ顔で振り返ったのは、570ヤードの15番パー5だ。
スプーンで打った残り264ヤードの第2打は最初、池の縁の左側の岩場に当たり、その勢いで跳ね返ったボールは今度は右側の岩に当たり、そのままグリーンに着地した。

「まるで、ピンボールみたいで」。
唖然としたのもつかの間、すぐに我に返って「絶対に入れてやろう、と」。
このホールには、セディナ提供のイーグル賞100万円がかかっていることを知っていた今田は、10メートルのイーグルパットがこの4日間の鬱憤を晴らすのに、絶好のチャンスだと考えた。
米ツアー1勝の招待選手として、約1年ぶりに参戦した日本ツアーはもともと、今季は調子を崩していたことも相まって、初めての三好に手こずり「まったく良いところがないまま、終わってしまいそうでしたから」。

特に、グリーン上は「今週は、ショートばかりで」。帰国を待ちわびていた大勢のファンの前でカップにかすりもしない、というシーンばかりで終わらせるわけにはいなかった。

「今度こそ、オーバーさせてやろうという気持ちで打ったら入っちゃいましたよ」と、照れ笑いで大歓声に応えてみせた。

開幕前に、久しぶりの日本で「復調のきっかけを掴みたい」と話していた。
「今回もけっして納得出来る結果ではなかったですが、トリッキーなコースで思い切り振っていけるようにならないと、というのを経験出来たのは今後に向けて、良かったと思う」と、大会初参戦を前向きに捉えることも出来た。

次は、再び渡米して米ツアーのフォールシリーズで3試合に参戦し、いよいよ11月は藤田寛之と日本代表ペアで挑むワールドカップ。
目標は、もちろん谷口徹と3位に輝いた昨年大会を上回ることだ。
「日本代表として、藤田さんと力を合わせて、去年より良い成績を残せたらいい」。
朗報を待ちたい。

※この日最終日の15番ホールは今田のほかに、宮本勝昌と石川遼がイーグルを奪い、賞金100万円を分け合いました。

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