ANAオープン 2009

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次の大会5勝目は「20年位内には」と中嶋常幸

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  • 永井くんのお願いに耳を傾け…
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  • 「分かったよ!」と請け負った中嶋
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  • 未来のプロゴルファーたちとのひとときを胸にスタートしていったが
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  • 永井くんの願いをかなえるには一歩及ばず…! 「でも、2年連続で悔しい思いが出来るとは」と充実感で一杯だった

この日最終日のスタート前に受けた可愛らしい声援に、思わず笑み崩れた。翌21日(月)の敬老の日に、地元・札幌北広島ゴルフ倶楽部で行われる「第1回北広島スナッグゴルフ大会」に参加する子供たちがその前日に選手たちと、スタートの1番ティまで一緒に手をつないで入場するキッズエスコートを体験した。

中嶋を担当してくれたのは、地元北海道の北の台小2年の永井翔梧くんだった。

入場直前の顔合わせで握手を交わしたとき、永井くんが中嶋を見上げて何ごとかをつぶやいた。
よく聞き取ろうとして中嶋が深く腰をかがめると、今度はもっと大きな声で「今日は逆転してください!」。

思わず笑顔で「はいはい、分かったよ!」と、請け負った。永井くんの願いを一身に背負い、本人もその気満々で出ていった。

4番、5番で連続バーディ。さらに7番でも獲って、谷口に2打差まで詰め寄って「エンジンがかかってきたところ」だっただけに、すぐあとの8番のボギーが悔やまれる。

「しっかりと乗せたいと思って大きめのクラブを握ったんだけど、握った瞬間にデカイのではと、思ってしまった。その迷いがミスにつながった」と、悔やむ。

「あのボギーで流れを止めてしまった。あそこをしのげていれば、谷口をもっと気まずい雰囲気に出来たんじゃないか」と悔しがる。

同時に、昨年大会に引き続き2年連続の2位に、54歳が充実感。
「随所に素晴らしいプレーも見せられた」と、胸を張る。
17番パー5の、奧からのアプローチもそのひとつだ。
洋芝の深いラフは、左足下がりという難しい状況からピンそばにピタリとつけるなどプロ34年の経験と技を見せつけた。

「今年もまた悔しい気持ちを味わえただけでも、可能性はある」。
大会4勝を誇る「輪厚の帝王」は、次の5勝目について「あと20年位内には達成するから。俺もまだ若いからね…!!」と言って、ガハハと笑った。

ちなみにこの日1番ティで、中嶋と手をつないだ永井くんは、もともと昨年覇者の矢野東のファンだったそうだ。
「でも今日、手をつないで中嶋プロのファンになりました」と嬉しそうに話していた。
この日のプレーぶりを見て、ますますその思いを、またプロへの憧れを強くしたに違いない。そして、翌21日(月)に行われる「第1回北広島スナッグゴルフ大会」ではこの日の経験を、存分に発揮してくれることだろう。

※ANAオープンの地元・北海道の北広島市には、大会主管の日本ゴルフツアー機構(JGTO)が社会貢献活動の一環として、ゴルフの初期段階を学べるスナッグゴルフのコーチングセット4つを寄贈。地元小学校に導入されています。
また、定期的に教室も開かれており、今年も新たに2校への導入を計画中です。
すでに市教育委員会主催の大会も開かれるなどますますその広がりをみせ、大会最終日の翌21日(月)に行われるJGTO主催の「第1回北広島スナッグゴルフ大会」では、ANAオープンの1番ティで、手をつないで選手の入場をエスコートしてくれた子供たちの活躍が期待されています。

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