ブリヂストンオープン 2008

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丸山茂樹が今季の日本残留を表明

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  • 本戦のテレビ中継時の合間に使用するプレゼント企画のVTR撮り。終始笑顔で収録を終えて「俺って天才!?」得意のジョークも飛び出して、吹っ切れた様子がうかがえた。

先週は「家族会議」。夫人と長男・奨王くんが待つ米カリフォルニアの自宅に帰り、いまの自分の心境を話した。

今年はこのまま日本ツアーで戦いたいと考えていること。
そして来年も米ツアーは、主催者推薦と歴代優勝者の資格で出場見込みのある10試合前後にとどめ、シーズンの大半は日本に腰を落ち着け、本来の自信を完全に取り戻したい、ということ。

一人息子としばらく離ればなれになるのは寂しいが、「それはこの仕事を選んだサガというものだから」。
この先、またアメリカに再挑戦するにしても、それは日本で完全に立ち直ってから。

そんな丸山の思いに、家族も理解を示してくれたという。

日本を飛び出して9年。
期待を背負い、懸命に戦ってきた。
ポイント制度のフェデックスカップとプレーオフ制度が導入された昨年はフォールシーズンも山場を迎えた第6戦の「ギン・シュールメールクラシック」で2位。

土壇場で出場権を確保したのが精一杯だった。

言葉の壁、文化の壁は9年目を迎えた今だからこそ堪える。
「英語が話せないというだけで、1日2打は違う」。
ストレスのはけ口もなく、ゴルフはいっこうに上向かず、やむにやまれず緊急帰国したのは今年9月だ。

古い仲間と食事をしながら、日本語で心ゆくまでお喋りできる喜び。
「マルがいるとやっぱり違うよ。空気がピリっとする」などと言われて、徐々に心がほどけていくのを実感していた。

体のケアのこともある。
ほとんど毎週、フィットネスカーが帯同しており、ツアー専属トレーナーの成瀬克弘氏が朝晩、入念にこわばった筋肉をほぐしてくれる。

「成瀬さんのおかげで体もスムーズに動くし、反応が良くなっている。こっちに戻ってきて脳のストレスが減ったからか、スイングで『こうしたい』というのが出来るようになってきた」と、感謝する。

「調子は非常に良い形に仕上がってきていると思う。あとは結果がついてくるのを待つだけ。これが成績につながってくれば、自信になる」。

クラブ契約先ブリヂストンスポーツが主催する今大会は96年の連覇も合わせて3勝をあげている相性の良い大会だ。
また一時帰国して参戦した2004年は、大ギャラリーが集まった最終日に64をマークして2位タイ。ホストプロとして最後まで大会を盛り上げたものだ。

「いまはまだ、優勝とか大口たたける状態ではないけれど、少しでも上位で争えれば」。
それが何よりのリハビリとなる。




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