ブリヂストンオープン 2008

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海老根文博「ひっそりやります」

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6アンダー3位タイで、報道陣に囲まれても謙遜しきりだ。「僕には、聞かれるようなことは何もないので・・・」とはにかみながら、ブンブンと手を振った。

好発進しながらどこまでも遠慮がちなのは昨年のファイナルQTで失敗し、ランク76位は今季ほとんど出番がなかったせいもあるだろう。

今季はようやくツアー8戦目を数える今大会も、ブリヂストンとクラブ契約を結ぶ縁で主催者推薦での出場だ。

この日初日は「グリーン回りのラフに入れてもアプローチでうまくリカバリーが出来た」。
試合に出られない分、ショットの調整にたっぷり時間を割けたことも奏功した。
「今日それが生かせたのだと思う」と、あくまでも控えめに振り返った。

自身の地元・茨城県の水城高校出身だ。

2つ上の片山晋呉や宮本勝昌らを輩出したゴルフの名門校ではしかし、意外にも“帰宅部”だった。
入学してすぐに行われた入部テストの日をうっかり忘れ、入り損ねた。
事情を説明したが、当然受け入れられず3年間は“自主修行”。

そのあと、大学進学も考えたが「いっそプロを目指そう」。
研修生として腕を磨き、6年後の1998年にデビューを果たした。

実は高校の後輩であることは、片山にも宮本にも「まさか、話したこともない」と首を振る。
偉大な先輩を会場で見かけても、「ひっそりと眺めているだけです」と、苦笑する。

その片山にこの日は3打も良いスコアで上がったが、「いやいや、もう今日だけです」と恐縮するばかりだった。

※当初、この記事の中に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

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