サン・クロレラ クラシック 2006

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富田雅哉「“チーム田中”が頑張っています」

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185センチの身長に対して、股下70センチ。両脇にパイピングを施したパンツが似合っている。もちろん飛ばし屋だが、プレースタイルは堅実だ。
「どちらかと言えば地道にフェアウェーをキープしていくとか、我慢を重ねるゲームのほうが好きかな」という言葉どおり、この難コースで首位タイに躍り出た。

いっそう警戒を強めたのが、前日初日の16番だった。
そこまでボギーなしの3アンダーで来ていたのに、523ヤードと距離のあるパー4でつまづいた。

昨年より37ヤード距離が伸びて、グリーン手前の池がよりフェアウェー側にせり出したホールで、まんまとワナにはまってダブルボギー。

「このホールではダボもありえるって忘れてて・・・。池に入れても打ち直してボギー、くらいの計算だった」。この屈辱を生かしてより手堅いプレーを心がけた2日目だった。

この日は、プロ10年目の河井博大(ひろお)も2アンダーでまわって浮上して「チーム田中」をPR。
田中秀道を師匠と仰ぐ2人。
「目の前に写真があったら、拝みたくなるくらいに」(河井)尊敬している。

その師匠から、最近じきじきに指導を受けたのは5月の三菱ダイヤモンドカップ。
近くに用事があったから、とわざわざ会場にやってきた秀道は、忙しい合間を縫って練習を見てくれた。

会場の狭山ゴルフ・クラブもラフが深く、苦戦していた富田には「思い切りフェースを開いて打て」と教えてくれた。
その教えが今週のコースでも生きている。

河井へのアドバイスは「もっとバカになれ」ということ。
「お前は考えれば考えるほど、ダメになっていくたちだから。コースに出たら、余計なことは考えずにバカになれ、と。最後は技術ではなく気持ちだと、田中さんは言うんです」(河井)。

そんな“秀道イズム”を受け継いだ2人。
河井は2001年以来のシード奪回を、富田は初シード入りを狙っている。
「・・・でも、そればっかり考えていてもダメだから。とにかく、自分のゴルフをして経験を積んで・・・最後にそれがついてきてくればいい」(富田)。

難コースでの地道なプレーが、夢をかなえる何よりの近道。
河井もやはり身長が180センチを超える。長身の2人が、揃って決戦に挑む。

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